旅人の準備としばしのおやすみそして砂漠の戦闘
いつもの模擬戦後
ガイアさんにそろそろ外みてみたくなってきたって
言ってみた。
ガイアさん寂しがるかなってちょっと言いづらかったとこもある。
したらガイアさん
『うむ。いまのシューちゃんならそこらの種族におくれわとるまいて。流石異世界人とゆーべきか、魔法だけでもその辺のドラゴンにでも通用するわいグハハハ。流石ワシの弟子じゃなグハハハ。』
豪快に笑うガイアさんに寂しくないのか聞いてみたら
『ワシらわ不死ぞ、土産話を期待しておるグハハハ』
一緒に行かないか聞いてみたら、いまわそんな気分じゃないとのことだった。
付け足して気がむいたら合流するとか言ってた。
うーむ
100年くらい一緒にいたくらいじゃドラゴンわ寂しくなったりわしないらしい。文化!
おつかい見守るくらいの感覚なんだろうか?
そんなこんなで出発のひ。
『シューちゃん、鎧付けてく??剣もったかいの??』
忘れ物ないか?みたいにどこぞのお母さんみたいなガイアさんだな。
大丈夫!竜人だから身体丈夫だし革鎧にしとくーあと目立ちたくないからローブとキラキラついてない剣持ってくねー
ざ、旅人って感じになったが、いちお魔法の指輪やらネックレスわつけとこう。
ガイアさんと遠足?にいく会議をふまえて修行で錬金術も修行した。どーなったかとゆーと魔道具が作れるよーになった。
ここが砂漠のど真ん中で
勇者くらいの強者くらいしか辿り着けない秘境の地
帰ってこれる自信がないよ!
とゆーわけでココがわる指輪型魔道具を作成。
ココに置いてあるクリスタルと指輪に嵌め込まれてるクリスタルが、魔力を流すと繋がるとゆー代物だ。自信作です。
さて
それじゃあ
いってきます!
お土産買ってくるからねガイアさん!
『期待してまっておるぞ。あ、そーじゃそーじゃ!ソレもっていきなさい。魔法のカバンじゃよ。それじゃあ気おつけてのしばしのおやすみ』
寝る気だこのドラゴン
てかそーか
ここ100年おれに合わせていたから不眠なのかもしれない。
洞窟の外に出た。
オアシスわまだ健在だ。
100年も経ってれば地形の一つや二つ、てか文化?時代も変わっているのでわ??
とか
頭をよぎったんだけど
そもそもコッチの世界?多分異世界??異世界だよね?地球じゃないよね???
まぁ
ワニも健在だった。変わらない姿で、、、。
100年くらいじゃ進化とか退化とかしないのな。
さて、、
どっちに行こうか。
砂丘の上で腕組んで仁王立ちして考える。
しかし暑い
竜人になっても暑いとかわかるのな不思議だわぁ。。
ガイアさんの話だと昔わこの辺りわ岩場だったらしい。
ガイアさん砂漠になるまで引きこもってたのかな??
まぁいーか
この世界が球体であることを祈ろう。
歩いてればそのうち着くだろう。
そして
どこまでも広がる砂漠
身体強化した肉体
そんな条件がそろえばどうなるか。
めっちゃ走った!
足元が爆発した。
砂に埋もれるまえに推進力でずんずん進む!
風を切ってる!
凄い!すごーーーーーい!!
男わめっちゃ笑顔だった。
開放感。そう
これわ開放感だ笑笑
疲れ知らずな身体。ブーストした身体。
どこまでもいけそーな感覚に振り切っていく男
気がつけば暗くなってきていた。
立ち止まって空を見上げた星空に息を呑んだ。
月みたいのが3個あるのな
地球じゃなさそだな
微妙なきもちに苦笑いした。
あんまり星がきれいだったからきょうわここで星を見ることにしたんだけど、、、。
寒い!
砂漠の夜って寒いって聞いたことあるけど
ほんと寒いのなぁ
人間だったらヤバかったなぁ。
ガイアさんに感謝だなぁ
砂漠に仰向けに横たわって
星をみながらつぶやいてみる。
そんなんでしばらく星みてたら
ゴゴゴゴゴゴゴ
ん?地震か??
あ、これなんか生き物でてくるやつかな??
男わ危機感が極薄だった。
もともとのざっくりした性格もあるが
ここが異世界であることと砂漠とゆー見晴らしの良い場所により。
防衛本能が働かない。
てゆーより平和ぼけした日本人にそんなもんわそもそも実装されていない。
いくら訓練して技術をつけたとしても
生き方わしょせんぬるま湯しか経験してないのだ。
ゆえに、、、。
男の身体が上空高く跳ね飛ばされる
うぉ!!!?
跳ね飛ばされた身体に地中からものすごい勢いで伸びてきた棒状の口に噛みつかれ突き刺さる牙と脇腹の鋭い痛み!
うおぉぉぉおお!!?
そのまま地面に叩きつけられる
ぐぎゃ!
息ができない!
男わがむしゃらに両手に魔力をため殴りとばす!
噛む力が緩んだところに全力で脚を振り切る!
棒状の物体が吹き飛ぶ。
まずい!これわまずい!!
心臓の鼓動がうるさい!
久しぶりに感じる危機感
腹に鋭い痛みがある。チラ見すると血がどばどばでている。
ヤバい!
「ウォール!!」
「ヒール!」
吹き飛ばした物体の間に巨大な石壁を出す。
そして自分の周りにも石壁を出す。地面にもだして自分中心に桝みたいにした。
落ち着け!まず落ち着け!
あれワームだろ絶対。砂漠だし!てかぶつかった衝撃がヤバすぎるし、普通に牙食い込んだし、竜人なっても死ねるなこれ?
死の恐怖
ぬるい平和ボケした男の本気の死の恐怖
驚いた、、生存本能だろうか?頭がぐるぐるかいてんするこーゆーとき、思考が溢れてくる
男舛の中で縮こまり
男わ明るくなるまで舛の中で震えていた。
現代日本人がリアルに怪獣に襲われたら
トラウマになるに決まっている。
むしろここまでよく何もなかったものだ。
豪運
本当に豪運といえるだろう。
一晩、震えながら男わ舛の中でガイアさんの洞窟へ引き返そうか真剣に考えていたが、異世界の好奇心が勝った。
進もう!、、ただし全力で人がいるところまで!
止まっていると襲われるのだ
しからば昨日の全力疾走で襲われなかったのだからひたすら突っ走ろう!
それから1週間
男わ不眠で砂漠をつっきった。
生き物の一匹も見かけなかったコトをここに記しておきます。
何処まで走っても砂漠だった。
疲れわない。
ただ
1週間も走り続けると流石に冷静になってくる。落ちついて考える余裕もでてくる。
ここわ現実。ゲームじゃない。
油断すると詰む世界。化け物が襲ってくる世界。
次わ
うまくやる!
休むときわ地魔法で建物みたいにして安全にいこう。
んで気配もーちょい意識しよう。
男は実戦経験がないだけで
師匠ドラゴンから基礎わ学んでいた。
一対一の試合なら
遅れわとらないだけの実力も身につけていたが、この砂漠わおそらく弱肉強食の世界。試合も死合。弱い方がわるいのだ。
星の瞬く夜。
好奇心から男わ広く地面に壁を敷き、ど真ん中で気配を探った。
好奇心わ人を殺すだっけか??
、、、、、、、。
恐ろしい
そこらへんに大きい気配がゴロゴロする。
地中がどえらいことになっておる。。
地底世界でもあるのかな?
てか
地下に穴ばっか掘ってる魔物がいるからこんな砂漠が出来上がるのかしら??
てか
したらこの広い砂漠って地下世界の領土??
、、、、、
がんばれよ他種族!
無理だと思うけどがんばりなさいよ!!
一匹釣ってみた。
翌朝?石壁から砂場に降りてステップふみながら釣ってみた。
やっぱり気になるじゃん?どんなのか??
で
目の前よ、、、。
ズワァァーーって上がる砂
さっきまでいたとこから勢いよく化け物が天高く飛び出してきた。
気配探ってたし突き飛ばされることわなかったよ?
いやぁ
恐いわ
ほんと恐い
こんなん勢いマックスでダンプカーとかぶち当たるみたいなもんじゃん?
無理よ!
身体わなんとか耐えれても、気持ちがついていかないわ!!
丸呑みしようとしたのかね、、、。
おぉぉこっちむいとるむいとる。
獲物を食い損ねた聳え立つワームが口をこちらにむけて停止しておる。
来てもいいのだよ?ふふふ
しかしここの壁わ砂場と違って柔らかくないよ?
掘れるのかなはたしてふふふふ
石壁を足場に向かい合う。
ワームわ、、、めっちゃ凄い勢いで突っ込んできた!
来るのかよ⁉︎
一閃
かわしざまに剣を抜き横切りにする
ワームは上下に別れ石壁の上に体液を撒き散らしながらビチビチいいだす。
ふふふ
油断せにゃこんなもんよ!どーだい⁉︎
ガイアさんのが速かったぜ!
いや!ほんとありがとうございます師匠!!
だてに100年もドラゴンと修行していない。
男わ結構強くなっていた。
そんなこんなで
まじまじとワームをみてみる
もービチビチいってないなら死んだなこれわ
、、、、
死んだよな?
剣先でサクッとやってみたけど微動だにしないから
死んだんだと思う。
ふぅー。
男わ結構ビビりだった。
だけど慎重と言っていただきたい。
てか、こんなのがうじゃうさじゃいるとか
この砂漠やばすぎでしょうに
あれかな、この世界の民がめちゃ強くて養殖してるとかないよね??
じゃなきゃもー世界わワームに滅ぼされたとかないよね?
ないよな??たのむよ!?
地球だったらあり得るんじゃね?
うーーむ
街とか
あるのかな?心配なってきた。
うゲェこの牙に噛まれたのかぁ
ワームの鋭い牙わナイフ並みに切れ味がヤバそうだった。
、、、、、。
よく生きてた!
ありがとう師匠!
本日2度目の感謝である。
さて
じゃ
行きますかね。
そんなこんなで男わまた走り出す。
まだ見ぬ明日に向かって笑