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百万と一回目がありました。  作者: 猫になりたい
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2.人間になりたい

女神は語りだした。


「では、ご説明させて頂きますね。まず貴方は記憶を持ったまま百万と一回目の転生をすることが天界会議で決定しましたあ。おめでとーございまあす。」


いきなり意味がわからない。 こいつは馬と鹿か?いや、馬と鹿に失礼かな。


「馬でも鹿でもありませんよ~。分からない貴方が、、www。」


また、考えていることがバレた。しかし腹立つなこいつ。


「えっと、話つづけますねー。貴方はこちらのミスで、記憶を持ったまま百万回も転生してしまいましたあ。普通は記憶を消去して転生させるんですけど、、ミスって怖いですねぇww。」


よし、こいつひっかいて殺ろう。でも、今更だけどようやく理解した。俺だけが前世の記憶を持ったまま生きてきた理由が。仲間に聞いてもそんな奴には今まで一回も会ったことがない。まさか、馬と鹿な女神のミスだったとは、、


「だからあ私は馬でも鹿でもありませんよ~。女神で~す。wwwwwww」


この馬と鹿な女神。女神様なんて間違えても呼びたくないな。


「その馬と鹿な女神は名前は無いのか?」

「ん?私ですかあ?私は女神です。女神ということが大事なので名前はあり「じゃあ、女神ウマトシカな。」。!!?」


俺は女神の言葉を遮り素敵な名前を付けてあげた。


「なんて事するんですかあー!あー私のスロー女神ライフがあー。」

「どうしたんだ?ウマトシカ」


めっちゃウマトシカに睨まれる。何をそんなに怒っているんだ。良い名前なのになあ。wwwwwww


「あのねー、いいですか、名前を付けられた神は名前を付けた者とその神に祈る者たちに加護を与えないといけないの。ゼウスなんて信者多すぎで忙しくて神のくせに過労で何回も倒れてるし。」

「ということは?」

「私が貴方に加護を与えないといけないの。私のスロー女神ライフがあ、しかもウマトシカなんて、、、」

「どんとまいけるww」


また、女神に睨まれた。


「まあ、いいわ。貴方に加護を与えて転生させるわ。なんか欲しいチートとかある?」


チート?は分からないが、俺は少し考えて答えた。


「人間になりたい。」

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