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とある転移国家日本国の決断  作者:
ある日本人の遭難事件
116/191

新戦力投入

 ジアゾ大陸の南方、地球では南米大陸に位置する場所には日本国周辺にも劣らないドス黒い瘴気が渦巻いている。その海域を世界各国は万年瘴気地帯の1つ「ヘブンズゲート」と呼び、人間の活動する世界ではないと認識していた。だが、ヘブンズゲートの内部に大陸が存在し、不定期に西側の瘴気が消える事を知る者は、瘴気内でも一部の人間しかいない。



ヴィクターランド最東端の島「ヘルドラント」

 ヴィクターランド最東端の島ヘルドラントは、最寄りの有人島から400㎞以上離れた孤島である。大きさ15㎢程の島には、僧兵団の航空、海上兵力が集中して配備され、最前線のような物々しい雰囲気が常時漂っている。

 時折「門」から強力な魔物達が出現し、水産資源だけでなく有人島へも大きな被害を出すことがあるため、ヘルドラント基地は魔物の侵入を防ぐ防波堤として機能していた。


「門から魔物の群れが出現。総数不明、2群に分かれ警戒区域へ侵入。」


「海飛竜の群れが狩りに来たか。付近の戦力を向かわせ、漁場を荒らされる前に追い払うのだ。」


 ヘルドラント基地の主な任務はヘブンズゲートより侵入してくる魔物から国を守ることにある。今回のような脅威度の低い魔物は付近を警戒中の艦艇を派遣して追い払うのだが、脅威度の高い魔物は古代兵器を集中投入して対応していた。稀に古代兵器でも対応できない魔物が出現する場合もあり、その時は神竜の出番となる。


「日本艦隊から入電。海飛竜の対応を任せてほしい、との事です。」


「ぐぬぬ、先週に双頭亀を追い払ったというのに、まだ満足していないのか。」


 先週、日本艦隊が対応した双頭亀は、古代兵器艦でも対応困難な大型の魔物であった。日本人に対しては「亀の怪獣」と言った方がイメージし易いだろう。物理、魔法防御に特化した甲羅を持ち、甲羅に籠ったまま海中を高速で移動するため対海中兵装が必要になるのだが、僧兵団の対潜兵装は光子雷と呼ばれる爆雷の様な装備しかないため、今まで攻撃範囲に捉える事すら難しい相手であった。また、運良く海上に姿を見せても圧倒的な魔法防御の前に、対艦用追尾光子弾「バリスタ」ですら有効打を出せていなかった。

 そんな双頭亀を日本国艦隊は対潜哨戒ヘリの爆雷と魚雷で海上へ追い込み、海から姿を現した所に対艦ミサイルを撃ち込んだ。対艦追尾光子弾でも有効打が与えられない双頭亀の甲羅は、日本軍のミサイルにもビクともせず、聖域の研究者が想定した通りの結果となる。しかし、第2波攻撃に使用された新兵器によって甲羅は砕かれた。

 新兵器は2種類投入され、最初に使用された徹甲弾仕様の90式対艦ミサイルは、あまり効果がなかった。甲羅を砕いたのは飽和攻撃の最後にF-2支援戦闘機から2発だけ発射されたASM-3であり、この2発が甲羅に穴を開ける。双頭亀は甲羅に絶対の自信を持っていたようで、突然開けられた穴に驚いて甲羅を捨てて門へ逃げ帰って行った。

 この戦闘で、今まで神竜以外に撃破されたことのない魔物を日本軍が撃退した事は、僧兵団に深い衝撃を与える。また、単体の生物と考えられていた双頭亀が、巨大海蛇の番が甲羅の様な家を作って海中を移動していたと判明し、ヘブンズゲートの魔物研究が一歩前進するという副産物ももたらされた。


「日本艦隊なら海飛竜は大した脅威ではないでしょう。彼等に任せては? 」


「無論だ。日本艦隊にはゲール神官長が奴等の実力を確かめるため、自ら足を運んでおられるのだ。我等は撃ち漏らしの処理に徹する。」


 神官長の日本艦隊派遣は基地司令に予め伝えられていた事だが、敬虔な神竜教信者の基地司令は異教徒の軍が領内で活動することを嫌っており、ましてや教団のトップが足を運ぶこと自体に嫌悪感を抱いていた。何より、ヴィクターランドは神竜教団にとって最後の聖地なので、自らの手で守りたいというのが心情である。しかし、神官長の行動は神竜の行動と同義なため、彼は従う他ないのだった。



ヴィクターランド派遣艦隊、旗艦「こんごう」

 実戦が迫るCIC内は独特な雰囲気に包まれていた。


「敵種別確定、シーワイバーン。数、α群51、β群33。距離・・・」


「目標は84機、駆除は一瞬で終わります。」


 報告を聞きながら、艦長の寺田はどの様に戦うか考えていた。既に部下が戦闘方法を立案しているが、全力で攻撃して瞬殺するつもりはない。

 ヴィクターランド派遣艦隊は友好国を襲う魔獣の駆除が表向きの理由だが、僧兵団との合同訓練と新兵器の実戦テストが主な目的である。新兵器の性能を十分に確認するには、ある程度戦闘を長引かせなければならなかった。


「攻撃は「ふそう」と無人艦のみとし、我々はミサイルの誘導に専念する。」


「了解、不測の事態に備えます。」



ヴィクターランド派遣艦隊、護衛艦「ふそう」

  海上自衛隊最大の艦が大海原にそびえ立ち、海をかき分けながら進んでいた・・・

 ふそう級護衛艦は転移前、本格的なS/VTOL空母として設計されて建造が始まっていた。だが、黒霧の発生によって建造は中断され、国が霧に囲まれてからはスクラップにされる予定だった。転移後は激増する海上輸送に対応するために輸送艦として改装が行われたのだが、パンガイアが戦争準備中と判明してからは急遽ミサイル護衛艦として改設計され、突貫作業で現在の姿となっていた。

 武装はVLS主体で対空ミサイルが288セル、対艦ミサイルは128セル、別枠で超音速対艦ミサイル8発、国産トマホーク8発、対潜ミサイルと魚雷は搭載せず。個艦防空はRAM無し、気休め程度のCIWS×2、ヘリ運用に関しては整備能力無しで離着艦できるだけである。いずも級より大きいものの、突貫作業で完成させたので大きさの割に武装が少なく、艦内に無駄なスペースが多くできてしまっていた。


「・・・が本作戦となります。」


「ほぅ、単艦で海飛竜を殲滅するか。」


 艦長の楠木は観戦のため「ふそう」へ乗り込んできたゲール神官長へ駆除作戦の内容を伝えた。ヴィクターランド側はゲール他、武官1名、分析官と言われる学者風の人物が1名の3人である。


「いえ、この艦は武器庫としての役割が大きく、発射された誘導弾は旗艦が中心となり、目標へ誘導します。実際には艦隊全てが戦闘を行うのです。」


「ふむ。古代兵器艦の解析されていない能力に同じような機能があるが、実用化しているのだな。」


 楠木はヴィクターランド側へ無難に対応していたが、ふそうには不具合が多くあり、搭載された新兵器が想定どおり作動するか不安だった。

 ふそう級に搭載された新兵器とは戦闘中でも艦内から再装填が可能なVLSであり、ミサイル艦への改装が決まってから開発が始まった物ではなく、転移前の黒霧に国が囲まれた時に開発が始まっていた装備である。

 黒霧に囲まれた日本は兵糧攻めの状態だったが、見方を変えれば周辺国も日本へ手を出せない状態であり、周辺国が領空、領海へ侵入してくることが無くなっていた。日本を取り巻く環境の激変により、防衛省は防衛計画を大幅に変更し、日本への唯一の攻撃手段となる弾道ミサイルへ対応するため陸地に迎撃ミサイル拠点を建設し、イージス艦を除く殆どの護衛艦を運用停止する計画を立てる。この時に開発されたVLSを艦船用に再設計した物がふそうへ搭載されていた。


「高度な情報処理能力を有する旗艦が艦隊全ての能力を最高まで引き出すとは、超兵器艦に準じたものです。この場に立ち会える事を幸運に思います。」


 学者風の竜人族は興奮を抑えきれない様子だが、期待の眼差しが楠木艦長に痛く突き刺さる。何故自分がこんな役をしているのだろうか? 原因も答えもわかっている事だが、彼女は名も無き組織と接触した時から厄介ごとを寺田艦長に押し付けられた時の事を思い返す。


 あの時、日本を影で動かしている組織が私に接触して来た時から様々な予想が出来ていた。接触当初、私は組織の言を半分程度しか信じていなかった。だが、組織が言うように国は改革を行い、国防へ国力の大半をつぎ込んで防衛力の強化を行ったことで組織の力を目の当たりにする。

 組織は私の能力を買ってヴィクターランドへの派遣を決め、私は新造艦「ふそう」の艦長として半年間の訓練を行った。突貫作業で完成した艦に短い訓練期間、派遣艦隊のトップに私の数少ない理解者である寺田1佐を任命したと分かり、組織の本気度が伺えた。

 名も無き組織が私に出した任務は多様な種族が住むヴィクターランドの人種調査であり、「ナギ」の能力で調べた結果を報告するというものである。どうも、名も無き組織と鴉天狗が裏で密接に繋がっているように思えるのだが、今は調べる術がない。

 私は乗員と共に訓練と不具合箇所の炙り出しを行いながらヴィクターランドへ向かい、多くの修正すべき箇所を見つける。肝心のミサイル自動装てん装置の欠陥、突貫作業に伴う多くの溶接不良箇所、艦の圧倒的なバランスの悪さ。多くを自動化し、省人化とヒューマンエラーを極力減らした艦という説明を受けていたが、この艦を作ろうとした時点でヒューマンエラーが起きていたように感じる。

 ヴィクターランドでの初実戦は魔物駆除というより怪獣退治に近かった。目標名称ダブルヘッドタートルは強固な甲羅に籠って移動していて、魚雷で海上に浮上させたもののミサイルの飽和攻撃が効果なく、ASM-3が辛うじて甲羅に穴を開けて追い返すことに成功する。目標がASM-3をも防いだ場合、魚雷以外に有効な武装はなく、かなり危険な状態だったのは否めない。ふそうは超音速対艦ミサイルを搭載できる予定だが、艦載タイプがまだ調整中で今回の派遣には間に合わなかったのが悔やまれた。

 この辛勝をどう思ったのか、ヴィクターランド側から観戦したいと申し出があり、寺田艦長は自身にあらかじめ与えられた権限で了承する。だが、2日前になって機密保持を理由に乗艦先を「こんごう」から「ふそう」へ変更していた。攻撃の中核を担う旗艦より、ミサイルキャリアでしかない新兵器に乗せるのは理にかなっているのだが、寺田艦長が大の爬虫類嫌いである事を知っている私にとっては、予想どおりだ。でも、まさか国のトップが乗り込んで来るとは考えてもいなかった。


「目視圏外だとしても、攻撃から着弾までの時間が分かれば誘導弾の速度が分かり、命中精度も予測できます。」


「うむ。全て記録し、聖域へ持ち帰るのだ。」


 ヴィクターランド側は日本の戦闘記録を付近に展開させている古代兵器と共同で取っている。近い将来の同盟国であり、日米同盟とまではいかないまでも綿密に協力する必要性は認識しているのだが、楠木はここまで手の内を見せていいものか上の判断に疑問を持っていた。


「旗艦より発令、艦隊にデフコン1。」


「全艦、デフコン1。」


「艦橋防御機構作動。」


 ふそう艦内は警報音と共に雰囲気が一変する。艦橋の窓を保護するために重厚なシャッターがゆっくりと降りていき、完全に閉まると同時に大型モニターやHADが一際輝きだす。

 派遣艦隊の第2回戦が始まろうとしていた。



 派遣艦隊がシーワイバーンの群れを射程に捉えた瞬間、楠木は違和感を覚える。


「旗艦へ緊急伝! 」


「は、はいっ! 」


 戦闘開始前の緊急伝に命令を受けた隊員は一瞬焦りながらも、落ち着いて旗艦こんごうへ繋ぐ。


「楠木艦長、どうしたのかね? 」


「αβ群の内部に1機、異質な機体が混ざっています。ヴィクターランド側から情報提供があった属性竜の可能性があります。」


 「ふそう」から受けた緊急伝に、こんごう艦長の寺田は機械的不具合を考えていたが、楠木艦長は害獣の群れに強敵が紛れ込んでいる事を伝えてきた。

 艦のレーダーや解析装置ではワイバーンと属性竜の判別はできないが、彼女はある種の「勘」によって驚くほど正確に相手を識別できるスキルを持っている。本人曰く、「生まれつき」持っているとのとこだが、海上自衛隊の上層部は全く信じていない。

 魔法の存在する世界に来てから楠木の能力は飛躍的に成長したようで、転移直後の混乱を早期に終息させる一役を担っていたほどである。寺田は専門家ではないものの、この世界に存在する手品の延長みたいな魔法よりも、彼女の「勘」を買って論より証拠で大いに評価していた。


「ミサイルも迎撃可能な害獣か・・・作戦変更だ、全艦で群れを殲滅する。実験艦「陽光」へ戦闘準備を指示。」


「 ! 陽光は戦闘が出来る艦ではありません。」


「無理に使う必要は・・・」


 実験艦「陽光」の名が出た瞬間、CIC内にいる幹部達は艦長に再考を求める。


「実験艦を使う機会は今しかない。無論、何が起きるか分からない、駆除作業は我々のみで行う気持ちでかかれ。」


 ミサイル護衛艦「ふそう」以上の重大欠陥を持つレーザー護衛艦「陽光」。その実戦参加の決定は派遣艦隊全てに大きな不安を抱かせるものであった。



数分後・・・


「目標β、射程内。αは西へ進路変更、遠ざかります。」


「目標β群に対し、攻撃開始。」


 日本艦隊から立て続けにミサイルが発射される。

 心配されていた「ふそう」も各VLSから射撃を実施し、自動装てん装置も良好に作動していた。

 β群に対する攻撃は第1波で15機を撃墜し、第2波攻撃によって1機にまで減らしたが、最後の1機が強敵だった。


「目標サバイブ! 」


「本艦まで距離50㎞! 」


「「まつ」「はぎ」ESSМ発射。」


「不味いわね・・・」


 ふそう艦橋で戦闘を見ていた楠木は対空ミサイルを迎撃する属性竜に危機感を抱いていた。属性竜は甲種目標と呼称され、接近するミサイルを15㎞程から迎撃しつつ艦隊に接近していた。


「第3波攻撃終了、目標健在! 攻撃失敗です。」


「3方からの攻撃もダメか。」


 楠木は近づく属性竜をナギの能力で解析した結果、属性「雷」、兵装は雷と電撃、レーダーに似た感覚器により探知距離は400㎞程度、ミサイルを迎撃した半径15㎞が間合いと推測する。ミサイル攻撃すら察知できずに墜ちていったシーワイバーンとは別次元の強敵である。


「雷竜ね、ということはミサイルを迎撃したのは雷か。光の速さで迎撃されたらミサイルの効果はない。魔力もまだまだ残っているようだし、寺田艦長は次の一手をどう打つのかしら? 」


 対空ミサイルで飽和攻撃を行いつつ主砲の射程に捉えて殴り合うのだろうか? 地球では発生しない戦闘に、楠木は寺田の采配を楽しみに待っていた。しかし、楠木の考えとは裏腹に戦闘はあっけなく終了する。


「目標ロスト! いえ、撃墜確認! 」


「えっ? 一体何が起きたの。」


 さっきまでレーダーに映っていた目標が突然消滅したため、艦橋にいる者達は一瞬何が起きたか分からなかった。




派遣艦隊旗艦こんごうCIC

 暗いCIC内では哨戒ヘリから送られてくる情報をもとに攻撃の評価が行われていた。


「属性竜撃墜地点のソナー反応なし。」


「止めは刺せたとみていいでしょう。」


 こんごうCIC内でも、最初は何が起きたか分からない状態だった。しかし、陽光からの攻撃成功の報告を受け、急いで属性竜の撃墜確認をしていた。


「何とか、勝てたようだな・・・」


「艦長、陽光から通信です。」


 呆気に取られているCIC内に、場違いな声が聞こえてくる。


「どうですか! 私の兵器の威力は。この兵器が量産された暁には、空からの脅威に怯えることはないでしょう! 」

「教授! 光線砲がオーバーヒートです! 」

「艦内各所でショート発生! 主砲冷却液漏洩! 」

「ダメコン急げ! 」

「ふはははっ、これぞ科学の力! 魔法をねじ伏せるのは圧倒的な科学力(パワー)。」


 通信は陽光から一方的に行われ、突然途切れる。


「陽光のレーダー波が消えました。電源喪失した模様。」


「陽光救援へ人員を派遣する。副長、人選し指揮をとれ。」


「はっ。」


 レーザー護衛艦主任開発者の中村教授が自信をもって喋る中、後ろから聞こえてきた悲鳴に寺田艦長他、CIC内の人間は素早く行動を起こす。

 陽光は予想外の戦果をあげたものの、多くの者が危惧した通りの結果となり、日本へ曳航されていくのだった。



ヘルドラント基地司令部、高官応接室

 日本艦隊から戻ってきたゲール神官長は上機嫌で司令部へ立ち寄っていた。


「シュルツ司令、日本軍の戦闘データは十分とれたか? 」


「想定以上のデータがとれました。彼等も光を攻撃に使用しているのは、想定外でした。」


 基地司令のシュルツは、竜人族でも一際大きいゲール神官長と護衛2人に囲まれながら報告と所感を述べていく。


「全くだ、日本軍には好敵手を用意したはずなのだがな。」


「! やはり、海飛竜の群れは貴方様が? まさか、双頭亀も! 」


 シュルツは断続的に魔物が侵入してくることを不審に思っていたが、ゲール神官長の言葉を聞いて原因が判明する。


「ただの戯れよ。」


 ゲール神官長は日本の実力を見るためにヘブンズゲートから魔物が侵入しやすい状況を作っていた。超兵器艦ハデスと同等の強度がある甲羅を持つ双頭亀、ミサイルを迎撃する属性竜。どれも日本国の強化を促す相手であり、苦戦するなら手を貸す予定だった。しかし、日本艦隊はゲールの手を借りずとも魔物を撃退する。


「どうやら、パンガイアとの戦には間に合いそうだな。」


 差し迫った危機を前に、各国は互いに相手の強化を促していくのだった。

強敵として登場した双頭亀と属性竜は神竜「ヴィクター」の主食とおやつです。

新兵器として「ふそう」と「陽光」が出てきましたが、主戦力になるのは「まつ」「はぎ」などの無人護衛艦です。コルベットやフリゲートサイズの艦で、フレッチャー級もビックリな数になります。

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[一言] そのうち宴に出されるやつかな?>主食とおやつ
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