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昔話2.18
かぐや姫「今日は、お集まりいただきまことにありがとうございます」
村人たち「おいしかったぞ~」
かぐや姫「今日、お集まりいただいたのは、皆さんに話すことがあるからです」
かぐや姫「実は、私、明日、月に帰らなければなりません」
村人たち「月に~⁉︎」
かぐや姫「はい」
村人1「どういうことだい?」
かぐや姫「一昨日、思い出しました」
かぐや姫は、月から地球に来た理由を話しました
村人たち「そうだったのか」
村人1「どうにか帰らない方法はないのかい?」
かぐや姫「ほんらいなら、私はここに居てはならない存在です」
かぐや姫「なので帰らなくては...」
おばあさん「皆さん、わかっておくれ、かぐや姫だって辛いんじゃ」
村の人たちの鳴き声は、村中に響き渡った
それから1時間経って村の人たちは、自分の家に帰って行きました
その後ろ姿は、とてもとても悲しいものでした
片付けを終えたかぐや姫と桃太郎とラムとおばあさんとおじいさんは、かぐや姫の思い出話をしました
長かかった時間もあっという間のようでした
続く




