昔話2.10話
人魚の王「大丈夫じゃったか?桃太郎と黒鬼」
桃太郎「俺らのことを知ってるんですね」
人魚の王「2人は有名だからの~」
黒鬼「大きいイカといい貴方といい何者なのですか?」
人魚の王「申し遅れました、ワシは人魚の王じゃ、よろしく」
人魚の王「その証拠に足が魚のヒレみたいになっておるじゃろ?」
桃太郎「本当だ」
人魚の王「そして、さっきの大きいイカは大王イカと言ってな」
人魚の王「どこからか突然現れてワシの街を破壊しようとしたのじゃ」
人魚の王「でも返り討ちにしてやったがの~」
黒鬼「そうだったのですか」
人魚の王「でも今回は気まぐれじゃろ」
桃太郎「気まぐれ?」
人魚の王「やつは、海底で問題をおこすとワシにやられてしまうから、話に聞いていた地上に行ってみようと思ったんじゃろうな」
人魚の王「そしたら話に聞いていた人間や鬼がいたんじゃろな」
人魚の王「そこに桃太郎と出会ってちょうど攻撃的じゃったから思いついたことを言ったんじゃろな」
人魚の王「大王イカは作戦をたててからいろいろやるからの~そこがやっかいじゃ」
黒鬼「そうだったのか~」
人魚の王「なんかあったらこのホラ貝を使って直ぐに呼ぶんじゃよ」
そう言うと人魚の王は海底に戻って行きました
続く




