これはとある少年が動かす話
僕は動いた
僕はただの農民の息子だ
そんな僕がここまで感動して動かそうと思った。
「お父さん僕山に行って山菜とってくるよ」
「おう気おつけて行くんだぞ」
僕は農民の息子だが二つ取り柄がある。
視力がいいのと特別賢いのだ、だから僕は文字も読めるし天体観測もできる天体観測はいいものだ空には嘘偽りがない真実しかないだから僕は天体観測が好きだ。
山に着き少年は山菜を摘んでいた、その山はほぼ山菜採り以外で来る人はほぼいないだが絶対そんなことをする人ではない男の人が倒れている。
「ちょっとちょっと大丈夫ですか」
「あぁ大丈夫だ」
「いやいやこんな傷だらけなのに大丈夫なわけないじゃないですか」
「ちょっと家に来てください手当てしますから」
「なら頼む」
そういって僕はその男の人を家に連れて行って手当てした。
「お父さんは今居ないんで安心して休憩してってください」
「ありがとう」
「ところで少年」
「なんでしょう」
「君は天体観測をしているのか」
「はいそうですけど星はすごいでよね空にある星は嘘がないただ真実を写してくれる」
「ならば一つ聞こう」
「君はどっちが動いてると思う」
「どっちって?」
「地球かその他の星か」
何言ってんだこの人
「当然星が動いてるに決まってるんじゃないんですか」
「逆に星以外あり得ないじゃぁ何が動いてるんですか?」
「地球とでも言おうか」
は?
この時僕は星がいつもの数百倍美しく見えたのが覚えてる