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「卵から生まれた臭せえ騎士や魔法使いとかは、俺に任せろ!!」
「わかった!」
オニクボが老人のシャーマンや騎士たちを相手にしてくれる。俺は再び祭壇へと降りていった。目指すわ暴君クラスド・エドガーだ。
薄暗い地下の祭壇には、クラスド・エドガーという名の巨大な蝿が佇んでいた。こちらに向かって、笑っているかのような不気味な顔をしている。
「これで! 最後だーーー!!」
俺は神聖剣を振り上げ、鋼雲剣を放った。
………
白い煙も消え失せて、静寂を取り戻した祭壇。
外の獣たちは、ソーニャやナイツ・オブ・ラストブリッジ、西方のガルナルナ国によって、一掃された。
白と騎士の国に平穏が戻ってきた。
この戦争は終わった。
さて、帰るか……。
元の世界へは戻れないけれど。
俺たちにはこのグレート・シャインライン国があるんだ。