表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界最強にゃんこ  作者: 野うさぎ
第1章
1/10

プロローグ

 三毛猫ワールドという世界がある。

 この世界の住人は、水、炎、草、闇、光、無属性の属性が当たり前だった。

 その中でも、異世界からやってきた者は、どれにも当てはまらない別の属性ということもある。


 どうやら、少年は異世界転移したらしい。

 どういう経緯かはわからないけど、片手に短剣を握りしめていた。

 

 少年の名前は、異世界ではレッジェロ・ポーター。

 どうして、この名前がつけられたかはわからないし、どうして異世界での名前を知っているのかはわからないけど、これが少年の名前だ。

 多分、少年の元々の名前である軽扉かるとからだろう。

 どうやら、少年は異世界転移したかもしれない。

 どういう経緯かはわからないけど、片手に短剣を握りしめていた。


 属性は、氷。

 レッジェロは氷属性だった。

 これは完全なる推測でしかないけれど、この世界の住人ではないということなのかもしれない。


 そして、重扉しげと間扉かんとも、異世界に来ていた。


 重扉

 属性は、花。

 片手には、長剣を握りしめている。


 間扉。

 属性は、風。

 片手には、レイピアを握りしめている。


 少年が行く当てもなく、さまようと、魔物が現れた。


 すると、目の前に三毛猫のフード付きパーカーを着た少女が現れた。

 フードをかぶっているため、レッジェロには顔は見えていない。


 この少女は、魔物をステッキでの攻撃で、一瞬で倒してしまった。


 ここで、一人の緑髪の少年が、どこからか現れた。


「あちゃー、ずいぶんと派手にやってくれたね、うちのメイドは」


 三人は、何の話をしているのかわからないために、首をかしげていた。


「ああ、ごめんね。

うちのペットが暴走しちゃったみたいで。


それを止めてくれって、メイドに頼んだら、気絶させたみたいだな。


そこは、こっちでどうにかするから、気にしなくてもいいから」


 緑髪の少年は、のんきだった。


「この異世界に、迷い込んだのですが・・・」

 レッジロが、口を開いた。


 正直言うと、信じてもらえるかどうかはわからないけど、緑髪の少年に聞いてみることにした。

 元の世界に戻る方法を。


「迷い込んだ?

そっか、君たちも俺と同じ流れ者ってことか」


 緑髪の少年は、しばらく考え込んでいた。

 異世界に迷い込んだということがわかっていても、どうするかわからないし、自分に何ができるのかも検討がつかないからだ。


「じゃあ、しゃーない。

国王さまに聞いてみるか、何ができるかはわからないけどな」


 ここで、三毛猫のパーカーをかぶった少女が、緑髪の少年に囁いた。


「この者を信用するのですか?」

「俺の目的は・・・・」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ