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生徒会長殿は疲れていた  作者: 茜カナコ
ノースシティ
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サウスシティ

ノースシティまでの道のりは遠かった。

セントラルシティからサウスシティまでは馬車で移動した。

「学、ノースシティってどんなところだろう」

翼が訊ねる。学たちはいつも一緒に居たから、情報量は同じだ。

「翼、たしか文明が進んだ国だとフローレンスが言っていたと思うが」


「お前たちノースシティに行くのか?」

同じ馬車に乗り合わせた傭兵が訊ねてきた。

「ああ、そうだが」

「そうか。あそこは厳しいからな。気をつけるんだぞ」

「ありがとう」


「退屈ですぅ」

ハナが言った。

「まあまあ、そのうち着くわよ」

あやのが取りなす。

学はノースシティに行くに当たって、フローレンスに紹介状を書いてもらえば良かったと後悔した。


「そろそろサウスシティじゃないですか?」

何日かしてサウスシティについた。

ここからノースシティへは、徒歩で行くことにした。

「一応、サウスシティで一休みしようか」

「賛成、もうお尻が痛いよ」

翼が言う。

あやのが言った。

「装備はドワーフの村で揃えてますから、心配ないですよね」

「ああ、一応サウスシティの防具屋も見ておこう」


防具屋をみてみたが、今の装備の方が良さそうだったので何も買わずに出た。

「冒険者の館にいってみよう」

学がそう言うと皆頷いた。


「いらっしゃい」

また、クネクネとした店主が現れた。

「今は依頼は無いわよ」

「ノースシティについて聞きたい」

「ノースシティは今は落ち着いているわ」

店主は言った。

「ノースシティに行くなら、薬をいくつか持って行った方がいいわ」

「そうか」

学たちはそれを聞くと礼を言い、薬屋へと行った。


薬屋ではポーションやハイポーション、エリクサーが売られていた。

「エリクサーがしばらく品切れだったんだけど、最近入ってきたんだよ」

薬屋の店主が言う。

学たちはポーションを4つとハイポーションを2つ買った。


「それじゃ、ノースシティに向かおう」

「はい」

学たちはサウスシティでの休憩を終え、ノースシティへと旅立った。


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