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生徒会長殿は疲れていた  作者: 茜カナコ
セントラルパークへ
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ドラゴン 

「わー」

「きゃー」

なんだか外が騒がしい。学たちは立ち上がると村長の家から出た。

「ドラゴンだ」

「なんだって」


街のそばまでドラゴンが来ていると警備兵が言った。

学たちは武器を片手に、身構えた。

フローレンスは言った。

「今の学ならドラゴンも倒せるかもしれない」


学たちはよくわからないまま、ドラゴンを倒すため街を出た。

ドラゴンの大きさは3メートルくらいだった。

あやのが呪文を唱える。

「氷の刃」

だが、ドラゴンのうろこにかすり傷が付いたくらいだった。


翼が切りつける。

「ファイヤソード」

魔法剣だ。ドラゴンに傷をつけることが出来た。だが、致命傷にはほど遠い。

ドラゴンは火を噴いた。

「水の盾」

あやのの魔法で火を防ぐ。

学が剣を抜いた。

「光の剣」

そう言うと剣はいままでよりもまばゆい光を放ちはじめた。


「学、パワーアップしてない?」

翼が言う。

「くっ、力が吸われていくみたいだ」

そう言いながらも学がドラゴンの首に向かって剣を振り落とすと、その首が飛んだ。

「ぎゃおおおおんん」

学は一撃でドラゴンを倒すと、その場に座り込んだ。

「はぁはぁ」


フローレンスが言った。

「魔道書により、より強い魔法が解放されたようじゃ」

「学だけかい?」

「ああ、そうじゃ。光の魔法も闇の魔法も古代から封印されている部分があるでの」

「それより学さん、大丈夫? 大分疲れて居るみたいだけど」

「ああ、以前より魔法を使うときに精神力がなくなるのが早いみたいだ」

学はそう言うとやっと立ち上がった。


フローレンスが言った。

「ドラゴンを倒したのなら、もうゴールドランクの冒険者じゃ」

学たちは頷いた。

「セントラルパークに行って、冒険者ランクを上げてもらうがいい」

「ドラゴンの鱗を持って行けばわかるはずじゃ」

学たちは、フローレンスの言うとおりにドラゴンの鱗をとり、セントラルパークへ向かった。


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