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生徒会長殿は疲れていた  作者: 茜カナコ
スライムを倒せ
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依頼

「何ですか、一体?」

学が老婆に問いかけると老婆は答えた。

「町を救って欲しいのじゃ」

「町を?」

翼が問いかけ直す。

「今、町は無秩序な状態じゃ」


「村長は?」

「無能すぎて使えないのじゃ」

「見たこともない俺たちの言うことを町民が聞くと?」

「ワシが言えば大丈夫じゃ」


学は少し考えた。町の再建。生徒会長の俺になら出来るかもしれない。

幸い、あやのも翼も乗り気なようだ。

「町民に使えそうな奴はいるか?」

学は老婆に話しかけた。


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