前へ目次 次へ 5/78 依頼 「何ですか、一体?」 学が老婆に問いかけると老婆は答えた。 「町を救って欲しいのじゃ」 「町を?」 翼が問いかけ直す。 「今、町は無秩序な状態じゃ」 「村長は?」 「無能すぎて使えないのじゃ」 「見たこともない俺たちの言うことを町民が聞くと?」 「ワシが言えば大丈夫じゃ」 学は少し考えた。町の再建。生徒会長の俺になら出来るかもしれない。 幸い、あやのも翼も乗り気なようだ。 「町民に使えそうな奴はいるか?」 学は老婆に話しかけた。