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ハンナのビストロ4
「とろみのある肉が美味しい」
「お野菜も味が染みてて美味しいですね」
「今日はゴブリンと戦ってつかれただろ?」
ハンナはそう言うとおかわりのビールとジュースを持ってきた。
「そんなことまでご存知何ですか?」
学はジュースを受け取り一口飲んだ。
「あれ!これ黄金林檎のジュースじゃないですか?」
学は精神力が回復するのを感じた。
「あの町の黄金林檎は人気メニューだからな」
町長が自慢げに答える。
「ただゴブリンが現れるようじゃ警備兵が必要だな」
「しばらく一緒に街まで来てくれないか?」
町長は学達に警備の依頼をした。
「良いですよ。ただし、帰り方が分かったら僕たちの世界に帰らせてもらいます」
「異世界への帰り道はノースアイランドにあるらしいぞ」
「ノースアイランド?」
「ここから馬車と船で20日くらいかかるな」
「魔物もずっと強くなる」
ハンナは続けて言った。
「まずここで力をつけて、旅に備えるのが良いだろう」
学達は頷いた。




