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生徒会長殿は疲れていた  作者: 茜カナコ
セントラルパークへ
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セントラルパーク1

セントラルパークは広々とした城塞都市だった。

人出もまあまああり、街並みも中央都市らしい様子だった。

「まずは俺はパイを売るぞ」

町長はそう言うと広場の隅に馬車を止め、店を広げた。

「俺たちはどうすれば良い?」

学が町長に尋ねると、町長は言った。


「街を探検してきたらどうだ?」

「面白そうですね」

あやのが答える。

イザックはここまでありがとうございましたと言うと、人混みの中へと消えてしまった。

「じゃあ、行ってきます」

学達は町長に手を振ると大通りへと歩き出した。

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