表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生徒会長殿は疲れていた  作者: 茜カナコ
スライムを倒せ
24/78

スライムの巣2

林の中は薄暗く、足元はゴツゴツとした岩だらけだった。

「2人とも気をつけろ」

学はそう言いながらスライムを剣でなぎ払いつつ歩いた。

「はい」

あやのは答えると、やはりスライムを剣でなぎ払った。

「キリがないねえ」

翼はスライムを避けながら歩いていた。


岩だらけだったが、特別変わった石は見当たらない。

学はスライムが多そうな道を選んで歩いていた。

「あれ、じゃないか?」

もう数十メートルのところに青く光る大きな石が見えた。

「気をつけて行こう」

3人は慎重に歩を進めて行った。


その石からは確かにスライムが湧いて出てきていた。

学は剣で石を叩いて見たがびくともしない。


「翼さん、炎の魔法お願いします」

「あやのは水の魔法な」

2人が手をかざし、各々の魔法を使うと、石に一筋のヒビが入った。

「学さん!」


学は剣に手をかざす。光が剣からあふれ出した。

「えいっ!」

学が光の剣を降り落とすと、岩はパカリと割れ、その輝きを失った。

「これでもうスライムが湧いてくることもないだろう」

学達は上を見上げるとそこには、黄金の林檎がたわわに実っていた。

「町に戻ろう」

そう言うと3人は踵を返して歩き出した。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ