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スライムの巣へ
「お前さんたちも人がいいな」
町長は町を出るとポツリと言った。
「俺は流されただけですよ」
学はそう言いながら町長の後に続いた。
「私は会計として見過ごせません」
あやのはそう言いながら、草をかき分けている。
「非日常のスリルって感じ」
翼はライトブラウンのショートヘアを書き上げながら笑った。
「スライムは弱いイメージだが」
「量が多すぎるんだよ」
「そんなに多いんですか?」
「見りゃ分かるよ」
そうこう言っている間に神殿が見えてきた。
「さてと、ここから回り込んだところがスライムの巣だ」
「準備はいいか?」
「はい」
そう言うと学達は剣を構えた。
「ここだ」




