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生徒会長殿は疲れていた  作者: 茜カナコ
スライムを倒せ
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話し合い2

「剣持さんは、町の再建の経験はあるのか?」

「いいえ。ですが生徒会長として学校の立て直しなら経験があります」

「学校かよ」


そう言うと町長はガハハと笑った後に真面目な顔で続けた。

「子供のお遊びじゃねえんだよ」

「何を言う!それすらできていないのはお主ではないか?」

老婆の言葉にあやのが続いて言う。


「現在の財務状況を教えていただけますか?」

「あと、過去の分もお願いします」

翼も続けて言う。

4人の真剣さに町長も黙って、こうべを垂れた。

「分かったよ。一応持ってくるからちょっと待ってくれよ」


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