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英語評価2の男が海外で暮らしちゃった話  作者: M!nami
Life of working holiday (前編)
8/94

暇な7日間

どう7日間を過ごそう


銀行を出てからIRDの申請などを終わらせたしあとは待つだけ


神はこの7日間で世界を作っただろう

人は平日勤めて週末を楽しんで

週は月曜日が日曜日に移り変わって

僕は...僕はどうしよう


楽しむには7日は長すぎるし、いろんな食べ物を食べてみたいけど仕事するまで調子に乗れない。


友達もいるわけじゃないしなぁ...


するとしたら


①歩いて行ける範囲の散策

②ワーホリについての情報収集

③英語の勉強


うーん①②はしたいけど③は今、英語困ってないし(日本語でクリアしてる)


別に今はいっか


結局、僕がしたことは街の観光で、疲れたら Free Wi-Fi がある図書館で情報収集


情報収集の他に、図書館には日本の小説 万男 っていう小説にはまったり

英語で書かれた忍者漫画 MENNMA をペラペラめくって見たり

100円ショップが関税で400円ショップになってるのを発見したり


結果、なんやかんだ満喫していた。


気づいたら7日が経っていた


僕は念願のバンク(銀行)カードとIRDを貰えた時は、流石に7日も待っただけあって嬉しかった。


バンクカードを銀行に取りに行く時、そこで働いている日本人にまた会えてお話をしていた


「結局7日間、なにしていたのですか?」


なんて聞くもんだから「I don`t know」って僕は決め顔でそう言った


「はぁ???」


彼は、マジで何言ってんの。って顔をしていたけど僕はまだ決め顔をしていた。


もちろんこの7日間何をしてたかは「I know」

いろんなことを調べたりしていて


実は僕が働ける仕事を見つけていて

暇を謳歌して絶歌してたわけではなかったのだ


その仕事はリノベーションって言うリフォームのお仕事


住み込みで働けて、しかもそこの家賃は無料

さらに日本人が雇用していて

英語を話せないニュージーランドに来たばかりの僕には安心の求人


なんといってもリフォームの経験はそりゃあるほうがいいけど

なくてもいいみたいだったから電話をしてみていたのだ


そしたらその場で採用で、移動日には自分のいるとこまで迎えに来てくれるって


その後、無料の家がある場所まで車で送ってくれる


無料で住ませてくれるし、家まで送ってくれるし、英語話せなくても大丈夫な日本人のボス(雇い主)で


神のような求人を見つけて受かってしまった。


神は7日で世界を創造するし、僕には家をリフォームさせてくれるんだなってこの時初めて思った。

 

oh my god 仕事をありがとう。


指定された移動日、僕は楽しみに待ち合わせの場所にいた。

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https://okaharu.hatenablog.jp/entry/2019/06/02/122335
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