反省
砂浜を駆け抜けて海でもちょっとしたことが起きた。
そして遊び終えてパンイチで海から上がってきた後も
でもその話はカットしよう。きれいな話ではないからだ。
海を満喫した後、車に戻って家に向かうところから話を進めよう
帰りもブレーキパッドは熱ダレを起こしたけど休憩を挟まなくてもいいくらい
軽い熱ダレを起こすブレーキパッドの上で寒さに震える僕がいた
「so cold...」(めちゃ寒い...)
滝と海で僕の平熱は下げられ過ぎて寒さを感じるほどになった
「I didn`t know that you are such a idiot」
(そんなにバカだったなんて知らなかったわ)
フランスはそう言いながら左手で空調を操作する
「so warm...」(めちゃ暖かい...)
暖気が冷え切った体の芯まで温める
幸せとは冷えた体で暖を取ることだったんだねぇ
どうでもいいことを思ってる横でフランスが言う
「I know some Japanese word」(日本の言葉を知ってるよ)
「what?」(何)
「バカハカゼひかない」
「such a idiot」(めちゃバカ)と言ったあとにその言葉は悪意でしかない
「もしこれで風邪を引いたら天才になるよ?」
「タブンひかないでしょ。バカだもん」
「まぁな。風邪を引かないことがこの僕の長所だ」
こんなどうでもいい会話をして家に着いた翌朝
あれ、起き上がれたけどいつもより体が重い。
歯を磨きにバスルームへ向かったが体がだるい。
うんと、これはあれだな。うん
僕はこの症状の名前を知っている
風邪を引いてしまった僕は僕はバカじゃなかった
いや、むしろ、僕は天才だった。と言わせていただこう。




