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英語評価2の男が海外で暮らしちゃった話  作者: M!nami
Life of working holiday (後編)
72/94

初めてのドライブ

12時を少し過ぎる頃に僕らは起床した。


少し遅いおはようをフランスや姉弟に両親。それとこの家に言って


いつも通りご飯を食べて、行ってきますをした。


車の中でフランスは


「今日いくばしょはsea(海)

あとちいかくwaterfall(滝)があるからそれもミニいこ。」と言った


なんと


ニュージー来てから初めての海!そして滝!


tauranga(タウランガ)にいた時も近くに海はあったけど

そこは車があってはじめて「近い」と言える距離だった


今回はそれがなんと車という移動手段を使える...!


これは念願の...


「海水浴できるんちゃいます...?」


「海水浴?」


フランスがきれいな発音で意味を聞いた


「can we dive to sea!?」(海にもぐれますか!?)


「Hmm probably we can but...」(多分できるけどでも...)


「おっしゃー!!!はやくいこ!!」


「we can」という文字に心が躍りに踊り一晩で本能寺をまた建てられそうだ


フランスが目的のsea(海)とwaterfall(滝)がある場所までのルートを

車の中でgoggleマップを使って調べる


そういえば、フランスの家の車も日本車だ


もちろん日本の市場から出て回ってきた中古車だけど型式は比較的新しい。


ピコンと高い音が鳴った


同じタイミングでgoggleマップが目的地までの経路を示してくれた


そこまでは今僕らがいる場所から1時間と半分くらい


1時間半で行けるなら近いと感じる道産子魂


いざ、しゅっぱつしんこう!!


ゆっくりとアクセルは踏まれ僕らも同じようにゆっくりと前へ進む


久々にきれいな車に乗車した


この物静かな走行


走行中の静かさやステアリング、サスペンションの柔らかさなど

すべてにおいて新しい車は旧車の一歩先をいっている


もしかしたら


Putaruru(プタルル)にあったれみさんたちが乗っていたあのバン


ほんとうにポンコツだったのかもしれないとか思ってしまった


1時間が経って目的地まであと少しというとこで峠道に入り組んだ


いくつもの山を登ったり下りたりして


車の中までブレーキパットの焼けたにおいが広がる


エンジンブレーキを使わずブレーキパットだけで

ヒルクライムとダウンヒルを繰り返した青い車のブレーキパットは


熱垂れを起こしてしまい、十分に機能を果たさなくなってきている


「It`s time to brake time for car and us too」

(どうやら休憩する時間だね。車と僕らにとっても)


このフランスの言葉に「I think so too 」(僕もそう思う)と返して


車を停めてても邪魔にならない場所まで車にがんばってもらい


ここならいいだろうという場所で僕らは車を停めドアを開けた


僕らは数時間ぶりの地に足をつけて硬くなった体の筋を伸ばす


「wait...」(まって...)


僕がまだ筋を伸ばしてる横でフランスは何故かニヤニヤしながら続けて言う


「we even can go to water fall by walk from here」

(ここからなら歩いてだって滝まで行けるよ」


「by?」


byの意味もフランスがニヤニヤ笑ってた意味も何故なのか分からない僕だった


「アルいていけるよたきくん」


「え!やば!」


時計を見てみるとブレーキがやばくなってからでも20分は経過していて

ここまで、車を停められる場所を見つけるまで思ったより時間が経っていた


効かなくなってきたブレーキにひやひやしながらの運転だと


時間は思ってるよりも早く進むらしい


「第1目的地のウォーターホールに着いちゃったね」と僕も笑いながら言った


「あと君の名はフランス、僕の名はたきくんじゃないよ」と真顔で言った





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https://okaharu.hatenablog.jp/entry/2019/06/02/122335
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