表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
英語評価2の男が海外で暮らしちゃった話  作者: M!nami
Life of working holiday (前編)
5/94

ワーホリの地ニュージーランド

ここニュージーランド(空港)では本当に見るものすべてが新鮮


まずは英語


英語で日本語が見当たらない。オーストラリアではあったのに


次に建物がめちゃ大きい


歩いてる人の身長もすごい高いし

ええっと、うん、横にも高い人がいる。


とりあえず!


「this is 海外か アメイジング!!」


調子乗って 〇ne 〇k r〇ckの歌詞のように日本語と英語を混ぜちゃったぜ。


まずはあらかじめ予約してたホテルに向かおうとしたが、電車が見当たらない。 


「えっ」


僕は、空港と電車は近くに必ずあると勘違いしていて電車がないことに驚いた。


WI-FIは時間制限で無料で使えるが、携帯の充電はあと15% 残された時間はわずか


だが


「まだ、慌てる時間じゃない。」


僕はgoggleゴーグル翻訳のアプリを起動した。


「このアプリがあるから英語できなくてもこの海外で暮らしていけるのだ...!!」


僕は余裕があるふりをした。そしてどうか、うまくいってと僕は懇願する


僕はgoggleゴーグル翻訳のアプリ頼りきるつもりだから


365日24時間、僕を支えるパートナー

それがgoggleゴーグル翻訳のアプリ


パートナーがうまくやれない、すなわち僕たちのワーホリ生活もうまくいかない


になってしまう。


まぁ、海外に来ちゃった今の僕たちができることは腹をくくることだけ


頼んだマイパートナーgoggleゴーグル翻訳のアプリ!


「シティまでの行き方を教えてください。」


goggleゴーグル翻訳アプリにそう書いてバスの案内の人に見せた。


「○▼※△☆▲※◎★...mate」


(きっと丁寧に)答えてくれた


「はっ??まって」


今まで僕が聞いてた英語とは全然違う。いやまずこれ英語なの?


こんな風にツッコんでしまうほど異質の言語にきこえた。


なぜかmateだけ聞き取れたけど メイトって執事のメイドのこと?


まてよ


Webサイトに書いてある宿の近くのバス停の名前を伝えたらシティまでいけるのでは?


神的なひらめきをしてしまった。


それをgoggleゴーグル翻訳で打ち込むがバスの案内の人は首をかしげている。


「もしかして...文法とか間違えてて言葉になってない・・・??」


困った事に正確な日本語を打ち込まなければきちんと英訳されないみたいだ


なんてこった。


「英語の勉強する前に日本語の勉強をしなければいけなかった...」


こんな心の声が漏れてしまっても日本語だから誰にも理解されない。


僕の神的なひらめきは、僕の日本語の拙さによってうまくいかなかった


まいったな よわったな


そんな状況を察してくれたのかバスの案内の人は


ここからバス停までの行き方、シティで降りるバス停に〇を紙に書いて渡してくれた。


もしかして...


goggleゴーグル翻訳で行きたいバス停だけは伝えられた?


日本語、拙くても最低限のことは伝えられたみたい


よかったな たすかったな


さらにバスの運転手に分かるように、英語で文章も書いてくれて、

見せるだけで目的地に着けるようにメモ(紙)を渡してくれた


「o mo te na shi」の心で言葉を超えて繋がれるんだ


なんて本気で思えた。


「a ri ga to u」


僕はそう言った



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
https://okaharu.hatenablog.jp/entry/2019/06/02/122335
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ