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英語評価2の男が海外で暮らしちゃった話  作者: M!nami
Life of working holiday (中編)
42/94

初めての別館

ガレージから歩いて7秒のとこに小さな家がある。


ここの家は一応玄関があるけど土足のまま上がる。

ガレージでは土足厳禁なのに家では土足解禁


ニュージーランド氏よ。やはり君の基準はよくわからないよ


そんなニュージーランドの家の襖を跨ぐ


中に入るとすぐにキッチンが見えた。


オーブンや電子レンジにフライパンそれと食器に洗剤など


料理に必要なものが全部揃っていて


キッチンの奥の方には業務用の冷蔵、冷凍庫と家庭用の小さな冷蔵庫があり


ちゃんと自分の食材を入れられるスペースもあった


ガレージとは違いこっちはちゃんとした家らしいからこれで安心して料理できる


他にもキッチンの横には常温のものを保管できる棚があり、そこにはもう既に誰かのパンやお米があった


パッケージには誰のものかわかるようにそれぞれの名前が書いてある。


バッパーでは誰かの物と間違えないように

誰かに物を盗まれないように所有物に名前を書くのが原則


僕もローマ字で自分の名前を書いて棚に所有物を置いた。


おっし、これでマーキングと陣地取り(食材の)終了


お腹の虫も既に泣いちゃってるし、簡単に作れるパスタをちゃちゃっと作ろっと


パスタのソースはビンで売られてるものを買ってる


金額によってソースのうまさが違う


4ドル以下で買うソースはうっすい味のある水

いろ○すの〇〇味レベルの薄さのソースで


なんならパスタだけで食べた方が美味しい


僕が買っているのは6ドル前後の笑顔で顔の長いおじさんのブランドのを買っている。


ここのカルボナーラは悪くないぜ


パスタが茹で上がりそうな時にビンからソースを皿に出してレンチン


そして茹で上がったパスタをその皿に盛って食べるのが僕のやり方


ソースの後にパスタを盛る。


この普通とは逆の盛り付け方は見かけが中々悪い。


けどかき混ぜたら綺麗に盛ったのと変わらないから、この逆パスタをかき混ぜるまでは、この現実をビンと一緒に蓋をする。


チーン


レンジの音が響く


キッチン近くのテーブルでご飯を食べようと思ったけど、テーブル横に奥の他の部屋に行ける通路があった


好奇心がそそられその奥の方は足を進める


大きいテレビとソファが3つ

背の低いテーブルに大きなスピーカーも置かれていて


ちょっとしたシアタールームみたい


ここに6人が映画を見ていて、シアタータイムを満喫していて


さっきちょっと話したトムもクッキータイムを食べながら満喫している


6人は映画に熱中していて僕の存在に気づいていない


僕が座るスペースもないし、気まずいからキッチンのテーブルでご飯を食べよ...


テーブルに着いて両手を合わせてパスタにハシを通す


ちゅるるる


うん!やはりこのカルボナーラは美味しい!!


ちゅるるる とパスタをすする音だけが響く。


ところで、皆さんは覚えているだろうか?

昨日話したジョナサンさんとれみさんことを


パスタを食べ終えて二人の姿を探したがどこにもいない。


昨日乗ってたバンも無くて、仕事休みなのに今までずっといない。


昨日話した二人は夢?僕は夢を見ていたのか?


僕には6人と流暢に話せる英語力はない。

その力を磨くためバイリンガールのチコちゃんの動画をベットの上で流してた。


気づいたらもう夕暮れ


また小腹も空いてきたし夕食作りにもう一つの家に向かう。


夜ご飯どうしようかな


あ、そうだ。簡単に作れるパスタをちゃちゃっと作ろっと


僕がもっぱらハマってるカルボナーラをちゃちゃっと作ってささっと食べていると理解できる言葉が聞こえた。


「あー!今日も疲れたー!」というれみさんの声


手には買い物袋を下げていた


「な?え!何してたんですか?買い物?」


「おぉ!おはようこんにちはこんばんわ!

何って仕事だよ?買い物もしてたけど」


おはようからこんばんわまで丁寧に挨拶するれみさん


そんなのはどうでもよくて


「今日休みって言われ...」


僕が話してる途中で何か思い出したかのように

れみさんが遮る。


「あ!私たち工場で働いててファームの人の違うの

だから雨の日も働けるのよ」


れみさんは続けて話す


「キウイは当日の糖度が低かったり

朝露で濡れすぎてるとすぐ収穫できないから休みの日かなり多いのよね」


「あ、人参買いすぎちゃったからいる?」


れみさんはレジ袋の中を整理しながら言う。


嘘でしょ。こんなド田舎で仕事がなかったら...


「ここで何をすればいいの?...」


僕はもらった人参をそのままガブリつきながら途方にくれた

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https://okaharu.hatenablog.jp/entry/2019/06/02/122335
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