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第壱拾章 恋慕地獄道・後編

 翌朝、私は目の前の光景を信じる事ができませんでした。

 長い入牢生活ですっかり衰弱して巡査殿に支えられてはいたものの、姉様が家の門の前で立っていたのですから。


『姉様……どうして?』


「どうしたもこうしたも、君達の嘆願運動がついに実を結んだんだよ!」


 姉様を支えている巡査殿が喜色満面の笑みで教えてくださいました。


「いや、あの事件を知ったさる政府の高官がね、それはもう感激して手を打って下されたのさ!!」


『さる高官とは?』


「ああ! なんでも君達のお父上、霞主水(もんど)様と幕末の動乱を潜り抜けた戦友であらせられたそうでね、夕べ警察と掛け合って雪子さんを出してくださったんだ!」


 興奮気味に話す巡査殿は本当に姉様を心配して下さったのでしょう。

 しかし、私は何故か素直に喜ぶ事ができなかったのです。


「では、本官はマリオ先生や吉田さんのご家族にも報告して参りますので、これにて! 雪子さん、お疲れ様でした。ゆっくり養生なさってください!」


 巡査殿は何故か私達に敬礼をして、疾風のように去ってしまいました。


『姉様……お帰りなさいませ。ご無事でなによりです』


 私は上がり框に腰をかけられている姉様を労います。


「馬鹿にして……馬鹿にして……馬鹿にして……」


 しかし姉様は心ここにあらずといった様子でぶつぶつと呟かれるだけでした。









 数日後、私達は姉様の回復を待って、ささやかなお祝いをしました。

 流石に罪を赦されたお祝いで酒宴を開く訳には参りませんので、こぢんまりとした食事会になりましたけど近所の人や門下生の多くが参加してくださったのです。

 ありがたい事に姉様を責める言葉は一言もなく、門下生も数人を除いてほとんどの人が残ってくれました。

 いえ、むしろ以前より結束が強くなったような気がします。


「本日は愚行を犯した私の為にお集まり下さり感謝の言葉も御座いません。明日からは生まれ変わったつもりで精進しますので宜しくお願いします」


 姉様の挨拶が終わると歓声が上がりました。


「師範、無理して稽古に出る事はないですからね!」


「いいえ、今まで稽古に出られなかった分を取り戻すために、より一層厳しい稽古をしますので、お付き合いを願いますよ」


 中堅の門下生からそんな冗談が飛びましたが姉様にそう返られて、場は笑い声に包まれました。


「いやあ、良かった良かった! 本来ならば喜ぶ事は不謹慎ではあるが、今宵だけは仕方なし! よぅし、今から愚僧が面白き事をして進ぜよう!」


 いつしか門下生達の隠し芸大会となり、結局は酒宴さながらの大賑わいになってしまったのは、やはり姉様の人柄なのでしょうね。

 やがて芸も出尽くして用意された料理も無くなった事から、銘々後片付けをしたり、三々五々に散って気付いたときには私達三姉妹とお紅さん、和尚だけとなっていました。


「さて、愚僧も休むかの……そなたらも早う休まれよ」


 そう云い残して和尚が床に就き、私達も休む事にしました。


「私はもう一度湯浴みをしてから寝るわ」


「では、お風呂を温め直しましょう」


「いいわ、お紅さん。初夏とはいえ結構蒸し暑いし、すぐに出るから休んでて」


 姉様は断りを入れてお紅さんを下がらせると、鼻唄を歌いながら湯殿へと向かわれました。









『姉様?』


 私も一度は布団に入ったのは良いのですが、お風呂に入っている姉様が気になって湯殿に向かいました。


『ね、姉様?! 如何なされました?!』


 そこで見たモノは、脱衣所で眉間から血を流して倒れている姉様の姿でした。


『姉様! 姉様! どうされたのですか?!』


 傷がそう深くないと判った私は手拭いで姉様の顔から血を拭いながら問いかけました。

 するとカッと目を見開かれた姉様に組み伏せられてしまったのです。


『ね、姉様……』


「月夜? ああ、月夜なのね……」


 姉様は放心した様子で私を見下ろしています。


「ねえ、月夜? 聞いてくれる? 凄く笑える話があるの……」


 私は全身の血の気が引いていくのが自覚できました。

 姉様は獄舎で私達に見せたあの“笑み”を浮かべていたのです。


「私ね? 汚れちゃいけないんですって。私は誰も斬ってないんですって。「そもそも、吉田弥三郎とは誰だ?」って云われたのよ?」


『え……仰る意味が……』


 生まれたままの姿で眉間から血を流す姉様はケタケタと笑っています。


「笑っちゃうでしょ? 父様は戊辰戦争の英雄……剣林弾雨を潜り抜け、刀一本で銃を持った兵士を何十人も倒した希代の英雄……だから、その娘が人殺しなんかしちゃいけない。する訳がないんですって! あはは! 私が斬ったのは幻か何かだろう、ですって!」


 髪を振り乱して嗤う姉様に私は云いようもない恐怖に襲われました。


「今の日ノ本は盤石ではない! より強く、より多くの兵士が要る! その為には軍神『霞主水』は英雄でなければならない! その子孫は清廉でなければならない!」


 姉様が全身を大きく揺すって笑われるたびに、私の顔に姉様の血が降りかかります。


「軍神『霞主水』の伝説は今でも軍部で語り草になっている! 否、今だからこそ軍神の伝説が必要! 誇り高き軍神に続く者を増やす為に!」


 姉様は急に優しい笑顔になって私の顔に落ちた血を丹念に舐め取り始めました。


「軍神の伝説は汚点があっては駄目なのよ……娘の愚行で伝説が穢れれば士気に影響を及ぼす……ねえ? 父様ってそんなに凄かったの? 私と同じ人殺しじゃない?」


 私は姉様に何と答えれば良いのか判りませんでした。


「ねえ? そんなに我が国の軍は脆弱なの? 軍功を多く上げたってだけの男の娘が犯罪者ってだけで士気が落ちてしまうの? 伝説に頼らないと軍を維持できないの?」


 姉様の声は徐々に嗚咽が混じり始めました。


「ねえ? 英雄って何? 軍神って何? 十六の小娘一人、罰せられない政府が西欧列強に対抗できるの? ねえ? ねえ? 月夜、答えて?」


 姉様は私を組み伏せたまま私の首筋に顔を埋め、時に嗚咽を漏らし、時にはケタケタと常人とは思えない嗤いを繰り返していました。


「ねえ? 貴女達の嘆願運動は無意味だったのよ? ……元々、私はすぐ釈放されるはずだった」


『ね、姉様? 何を仰って?』


 これによって私は混乱の極みに陥ってしまいました。


「でも、貴女達は弥三郎さんとの悲恋を公表して世論を動かしてしまった。政府は焦ったわ。嘆願運動が警察を煽ったせいで官憲が意固地になってしまって、裏工作が困難になった。 そればかりか闇に葬ろうとしていた弥三郎さんの存在が明るみになって、益々やりにくくなったわ。だってそうでしょう? 弥三郎さんは私の罪そのものなのだから。政府は大きく絵図面を引き直す羽目になった。政府は今度は病院に圧力をかけて弥三郎さんの死因を喘息の発作によるものにしたのよ。無茶したものよね?」


 姉様はあの“笑み”で私を見下ろしていました。


「貴女達はいたずらに時間を引き延ばしただけ……お陰で私は食事を厠に捨てて餓死しようって思いついたけど、所詮は女の浅知恵、痩せはしたけどなかなか死ねなかった」


『姉様……』


 私は姉様の“笑み”を見るに耐えられなくなって目を背けました。

 背けた先を見て、私は姉様が眉間から何故血を流されていたのか理解できました。

 壁の広がる赤い滴り……姉様は何度も壁に頭を打ち付けていたのでしょう。


「裏工作が終わった政府は「嘆願運動? どうぞ存分にやって下さい」ってなものよ。殺人事件は消えてなくなった。あとは間抜けな小娘を牢から出すだけですもの。弥三郎さんはただの病死。私が斬った弥三郎さんは妄想の産物。狂った小娘に振り回された警察はいい面の皮だけど、顔は立つ。残ったのは弥三郎さんの汚名だけよ」


 姉様はお腹を抱えて大声で笑われました。


「ねぇ? 云ってみれば只の広告の為に政府も、警察もみんなみんな振り回されたのよ? ねぇ? 凄く笑えるでしょう?」


 姉様はしばらく狂ったように、いえ本当に狂って嗤い続けました。

 しかし、不意に笑い声が止むと今まで見たこともない悪鬼のような怒りの形相で私の首を絞めたのです。


「何なのよ! ねぇ? この国はいつの間に馬鹿しかいなくなったの?! こんな世の中を作る為に父様は戦場で散ったの?! ねぇ? ねぇ? ねぇ!!」


 呼吸ができず、意識が遠のいて死を意識したその時、姉様の手が離れました。


「ごめんなさい、月夜……こんなつもりはなかったの……ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」


 姉様は私を解放するとふらふらと浴室へと入っていきました。


「ごめんなさい……月夜、許して……悪いのは私……許して……許して……許して……」


 しばらく姉様は立ち尽くしていましたが、ペタリと床に座り込み頭を抱えて絶叫しました。

 ここが母屋から離れていたのは不幸中の幸いかもしれません。

 少なくとも誰かがここに来る気配はありませんでしたから。


「許して……私は……私は……貴女の大切な人を……許して……私は……私は……救いようのない殺人鬼……」


 私は頭を抱えて泣き叫ぶ姉様を力の限り抱きしめました。


『ご自分を責めないで下さい。姉様に『罪』があるように私にも『罪』があります。私も多くの人を不幸にしましたから……』


「月夜……月夜……ごめんなさい……月夜……月夜……だったら、私は月夜の『罪』も背負うから……」


『ええ、私も姉様の『罪』を背負います。だから、生きましょう? 弥三郎様を死なせた『罪』を二人で背負って……』


 私達は静かに唇を重ねました。

 それから互いを慈しむように、貪るように、そして『罪』を啜り取るように全身余すことなく唇を、舌を、指を這わせ合ったのです。

 いつまでも……

 その時、“闇”の中でじっと私達を見つめているモノに気付いていましたが、私は姉様を愛する事を優先させていたので、見られるがままにしていました。









 翌日、姉様は朝から絶好調でした。

 顔色も良く、生き生きとした表情で門下生に混じって素振りをこなし、何十人とも打ち込み稽古に付き合い、下位の門下生の問題点を指摘するなど疲れる事を知りません。


「勘助! そんなタラタラとした打ち込みじゃ実戦だと死ぬわよ!! 定吉! 相手が士族だからって遠慮しない! そんなんじゃお互い稽古にならないわよ!!」


 なんと云いますか、数日前まで餓死寸前だったようには見えません。

 むしろ以前より力強くなっているように見えます。


「桜花!! 何で命中の直前で勢いを殺すの?! 何の為の面具よ! 殺す気で振り下ろしなさい! 殺す気で!!」


 その姿はまさに『姫信長』。

 明治に生きる第六天魔王は健在なり、ですね。

 そう云えば、姉様は夜の事を綺麗さっぱり忘れていました。

 私が目を覚ますと同じ布団の中でお互いに生まれたままの姿で寝ていた事実に姉様は混乱されているのか、しきりに首を傾がれていたのです。

 私はと云うと、かつて弥三郎様がそうして下さったように目覚めの口づけをしようとして……


「何を寝惚けているの!? 目を覚ましなさい! 月夜!!」


 と、顔を真っ赤にさせた姉様に石で殴られた方がまだマシと云う拳骨を頂きました。

 頭をさする私の傍らに人の形をした“闇”がいます。

 『彼』は昨夜の私と姉様の傷の舐め合いをしていた時から私のそばにいました。

 怖くはありません。ええ、“闇”が私にとって大切な方と云う事は判っていますから。

 私は『彼』に『体』も『心』も捧げたつもりでした。

 でも今は違います。今でも、いえ、前以上に『彼』を愛していますが、私の『心』はもう別の人に……

 姉様。私の為に、私のせいで人を殺めてしまった姉様。

 ご自分を殺人鬼と責められる姉様。姉様の壊れた『心』には私の『心』が必要なのです。

 そして『彼』にはもう私の『心』は届かない。

 『彼』はただの残滓、もうあの方ではない……

 弥三郎様であろうはずがありません。

 私の『未練』や『妄念』の現れに過ぎないのですから……


『それでも……自慰の末に生まれたような『貴方』でも愛しています。ずっとそばにいてくださいましね? 『弥三郎』様』


 なんて酷い女。

 己が恋慕の情の為に愛する人を死なせ、最愛の姉を殺人者にした女。

 全てを地獄に堕とす恋慕の情。

 それでも二人を自分のものにしたい恋慕の情、なんと浅ましきかな。

 私の恋は地獄道。恋慕地獄道。









 気が付くと既に夜が明けていて、『弥三郎』様の姿はどこにもありませんでした。

 気怠げに上体を起こすと、おへそから赤い玉が落ちてコロコロと浴室へと転がっていきます。

 追いかけて浴室に入った直後に宿の従業員らしき人物が脱衣所に入ってきました。

 言葉から察するに、掃除をしに来たようです。


『流石は『弥三郎』様です』


 私は赤い玉を拾い上げると頬擦りをして、口づけをします。


『折角ですし』


 私は着物を脱いで濡れない場所に畳んで置くと、情事(自慰かも知れません)の残り香を消すべく、一番風呂と洒落込む事にしたのでした。









 宿に戻るとメフィさんは部屋に戻っていましたが、廊下に大きな染みがあるのを見る限りちゃんと掃除をしなかったようですね? 仮にも騎士ならきちんとして欲しいものですが。

 呆れながら私達の部屋に戻ると姉様と桜花はまだ気持ち良さそうに眠っていました。

 いつもでしたら夜明け前に起き出して朝稽古をしているのですが、やはり久しぶりの旅の疲れと『地獄代行人』のお役目を全うすべく体力を温存させる為に少しでも体を休めたいのでしょう。


『姉様……』


 二年前の事を思い出したせいか、いつも以上に姉様が愛おしく見えます。

 私はあどけない顔で眠る姉様を見ているうちに、いつしか顔が間近になっていました。


『少しくらい……』


 私は姉様の唇に自分のソレを重ねる事にしました。


『もう少し……』


 あと僅かで唇が触れようとしたその時、突然姉様の瞼が開いて緑の双眸と目が合ってしまいました。


「ふあぁ……おはよ」


『お、おはようございます』


 姉様は大きく欠伸をされると、そのまま二度寝をしてしまいます。

 私はというと、心ノ臓が痛いくらいに鼓動を速く刻んでいる始末です。


「メフィさん、今日はゆっくりで良いって云っていたじゃない?」


『え……ええ』


「だから寝ましょう」


 私はあっという間に姉様に抱きつかれてベッドの中に引き込まれてしまいました。


『ね、姉様?』


 気が動転している為か、二年前を思い出した為か、私は『言葉』を忘れて姉様にされるがままです。


「もう一眠り・・・・」


『そうですね、たまにはこういう日も良いかもしれません』


 朝一番でお風呂に入った事も手伝って私も眠気に襲われてご一緒する事にします。

 あまり眠れないかも知れませんが、良い夢が見られそうです。









 目が覚めるとお昼過ぎでした。

 しばらく私達は混乱しましたが、とりあえず落ち着いてメフィさんの部屋に行くことにしました。

 するとそこはもぬけの殻で、取る物もとりあえず宿を引き払ったのは明白でした。


『捜さないで下さい。メンフィス=イルーズ』


 宿のご主人に預けられていたメフィさんの書き置きに私達は目を点にするしかありませんでした。


(如何なさいますか?)


「如何なさいますかって云われても……」


 私達はしばらく途方に暮れていましたが、最後には先に進む事に決定しました。


「まあ、馬車を借りられれば自動的に運河に着くのだし、後は人に聞きながら行きましょう」


「そうだね」


 私達はもう一泊して、明日こそ朝一番の馬車を借りようと落ち着きました。


「行き先はスエズンって街にしましょうか。大きな街のようだし」


(それは構いませんが、何故姉様がこの世界にある街の事をご存知なのですか?)


「まあ、良いじゃない。そうと決まれば……」


 姉様は私と桜花を腕に抱いて宿の外に連れ出します。


「出発は明日なんだし、のんびり温泉と洒落込みましょう」


「賛成♪」


(異議なしです)


 私達は仲良く温泉に浸かって浮き世の垢を落とす事にしたのでした。









 それにしても、いきなり案内人が消えるとは幸先悪い旅立ちとなりました。

 でも、不安はありません。私には姉様がいます。桜花がいます。そして巴がいます。

 幸い、どういった仕組みか判りませんが言葉は通じるのです。やってやれない事はないでしょう。

 この先、どのような困難が待ち受けているのでしょうか?

 姉様が希望されたスエズンには何があるのでしょうか?


 それはまた次回の講釈にて。


 雪子と月夜の狂気を決定づけた過去はこれにて終了です。

 悪人のいない殺人事件、悪意なき愛憎劇。短期間にこれだけあれば、そりゃ歪みますわね(汗)

 この悲劇は本当に些細な事が重なって膨れあがってしまいました。

 月夜が弥三郎の机の中を見たのもちょっと魔が差しただけですしね。 

 追いつくはずの弥三郎が月夜の家を知らなかったのは、交際を姉妹に知られたくなかった月夜の乙女心の表れだし、彼の喘息の発作も不運な訳ですし。

 雪子が毒を飲む月夜の未練を聞いてしまったのも偶然ですし、発端のウメの手紙にしたって実の兄を想う娘を哀れんだ母親の切ない親心からきています。

 最終的には斬った雪子の罪なのでしょうけど、その償いもさせてもらえなかった雪子もまた不幸とも云えます。

 これは親(筆者)の欲目かもしれませんが……

 結局、雪子も月夜も救われていないし、弥三郎も命を落としただけでなく汚名を残してしまいました。

 家族を失った吉田家の人々、弟子や仲間を失ったマリオ達。

 みんなを地獄に叩き落としただけ。それが2年前の事件の顛末です。

 そして明治政府が雪子を助けたのは、単純に僅かでも富国強兵の政策の妨げになりそうな事件を表沙汰にしたくなかっただけで、雪子に対しては、「七面倒臭いことをしやがって」くらいにしか思っていません。

 でも、この冒険を通して勇者・桜花だけでなく雪子も月夜も過去を振り切り、成長させるつもりですので、改めて応援のほど宜しくお願いします。

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