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詩集:道とは

忠犬

作者: 歌川 詩季

 犬も好き♡

 おまえにめしを食わしてやるのは

 恩に着せたいからじゃない


 おまえに寝床(ねどこ)あけてやるのは

 あるじと呼ばせるためじゃない


 身を低くしてかしこまらずに

 また無遠慮に顔でもなめに来い

 リードにつながせてもらうけど

 いっしょに散歩に出ようじゃないか



 おまえにブラシをかけてやるのは

 ひまもてあましたわけじゃない


 おまえにシャンプー泡立てるのは

 (いじ)めてやろうとしたじゃない


 三べんまわって吠えないでくれ

 おまえの気持ちはありがたいほどでも

 おまえが留守まもる この家で

 いっしょに暮らしていこうじゃないか

 対等ってわけには、なかなかいきませんけど。



挿絵(By みてみん)

制作:ひだまりのねこ先生

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制作:冬野ほたる先生

挿絵(By みてみん) 制作:あき伽耶先生
― 新着の感想 ―
[一言]  お互い自然と役割を担うように。  義務ではなく、そうしたいから。  そんな寄り添い方ができる関係。  築くことができればいいですね。
[良い点]  相棒ですね! [一言]  わんちゃん、可愛いのですよね♡  甘えてくる感じがたまりません(*´艸)
[良い点] 共感! 今年4月に愛犬を亡くしたのですが、本当に大好きでした。 対等と言うよりは、生き神が天使のように感じてました。 犬は無条件の愛を与えてくれるありがたい存在です。 読ませてくださり…
2023/12/09 07:15 退会済み
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