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幻影道 第五巻    作者: SAKI
40/72

エクストラ「違和感の正体」その1

 まさか値段販売で手を打つとは思わなかったがそれにしては金額がデカイ気がする、全写真数四枚セットとは狂ってやがる、だかユカリはそれでいいと笑ってくれたからやっぱりユカリは良いダチだな。


「えへへ〜私とユーゴ君のツーショット良いね♪」


 カメラをいじりながら足をぱたぱたとガキのように喜んでいる、画像を見ると二人でピースしてW字を作ったり二人でハートマークを作ってたりどちらかというと彼女みたいな遊び肩をしていた。


「これ彼女とやるもんじゃね?」


「Other?」


「それ他人な、彼女はSheな」


 成程とアホを露呈させるユカリはそれでも楽しそうだ。


「ユカリは俺といて楽しいか?」


 俺は素朴な疑問を漏らしてしまうとユカリはキョトンとする。


「ええっと……ごめん何か嫌だった?」


 優し過ぎる故の言葉か、俺の質問より自分を責めるところからスタートか。


「いや、全然?寧ろユカリといると超楽しいぜ?ぶっちゃけ好きだしな」


「ほんと!?私もユーゴ君の事好きなんだ〜♪」


 ぐほっ!?まるで告られてるみてぇじゃねぇか!?天使のスマイルに俺の言葉の重みが違う!?


「えへへ〜流石私の相棒君だね!」


 相棒になった覚えはねぇがこいつ相当俺に入れ込んでやがるな……悪いはしないが一応突っ込んでやるか?


「俺達相棒関係だったのかよ」


「勿論!私絵本で読んだことあるよ!話が合って一緒に遊んだり危険を共にした者を相棒だって!」


 確かに危険 (ほぼ全て戦犯であるユカリが危険な状況に持っていく)も共にしたし遊んだな。

それで相棒になるかどうかは怪しいがそもそも俺等の関係ってクラスメイトじゃなかったか??


 なんかいつの間にか懐かれて今だと当たり前になっているが当初は知り合い程度なはずだったんだけどな。


「相棒ということはさ、やっぱり親友の上ってことだよね?」


 親友にもなった覚えはねぇがユカリの事だから少し前から親友ランクに上がってたんだろうな。


「だけどよ、親友ってさ同性での友好になった奴らでの関係だろ?普通なら彼女とかじゃね?」


 俺はそう言うとユカリは不機嫌そうに頬を膨らませた、意味分かんねぇ。


「ユーゴ君は恋人はキツイから嫌、恋人にしたくないしそういう疚しい関係じゃないよ?」


 なんかフラレたみたいで腹立つぜ畜生!しかもキツイって何だよ!?男女関係最悪じゃねぇかよ。


「相棒なら許すけど恋人は気持ち悪いから無理、男の子して不快害虫みたいなものだから、ごめんね」


 こいつ本当に相棒と思ってるのか?言葉選びは慎重にして欲しいもんだぜ………しかもユカリの引きつった顔にまるで害虫を見る目で俺を見てないか??


「元々そのつもりはねーよ、俺だってこんなロクでもない女が彼女なんてまっぴらごめんだ」


 言葉を慎重選んだ結果が酷すぎるがなんとユカリは笑い飛ばした。


「いったな〜?私達はこれからも“相棒”として仕事するからユーゴ君は私を彼女にしようとだなんて思わないでね〜?」


「百の承知だ馬鹿野郎」


 俺は胸を張って告げるとユカリはいつものように甘える、普通に彼女として申し分無いが俺達はそんな関係を築く気は無い、お互いの認識を再確認した後ユカリは俺の撮った写真に集中し共に思い出を刻んだ。

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