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幻影道 第五巻    作者: SAKI
18/72

「サマーキラキラサンシャイン」その3

☆★☆★ ノア


 プレアさん、ああ見えて人にジロジロ見られるの苦手なんですよね。ギャルで派手できゃぴきゃぴした物が大好きではありますが意外と人目を気にするところもあって面白かったです。


「ちょっとそこ邪魔よ」


 すると背後からは横暴でぶっきら坊な話し方が聴こえてユカリさんの後ろに隠れるとそこにはサナエさんとアヤさんが。


「うわぁ〜!!サナエちゃんもアヤちゃんも素敵!!!」


 アヤさんは所謂白黒模様のビキニですがユカリさんのビキニとも私のビキニとも違う気がします。少し布面積が少ないような??でも素敵なスタイルな持ち主なので有りですね。


「うふふ♪触って見る?」


 アヤさんはなんとビキニをはらりと際どくお胸を見せつけられ私達は赤面して顔を覆ってしまいました、お、おっきい!


「こら、はしたないわよ」

  

 ペシッとサナエさんのお叱りで寸止めしてくれました。少しつまらなそうにするアヤさんについ聞いてしまいました。


「あ、アヤさんてそのそういうのお好きで?」


「?」


「その、えっちなやつとか?」


 女性なら赤面問題ですがなんの変哲も無く頷かれました。


「私、元々奴隷のお仕事でえっちな作業が多かったからえっちは大好きになったの♪」


 うふふと笑顔を見せるアヤさんになにか狂気的なものを感じますが少しサナエさんの水着が気になります。


「サナエさんの右肩、おしゃれですね」


 紐部分が沢山ある情熱的なワインレッド水着みたいですが特徴的なのは右肩を覆うフリル、可愛らしくも見えますが何だか“隠してる”ような感じがします。


 それを指摘すると目線を少し横目に口を開く。


「お、おしゃれよ?色気ムンムンでドスケベボディの私に必要なのは装飾品だからね!」

 

 っと語っていましたがやはり何隠してるような、ですがこれ以上聞いてもはぐらかされてそうなので諦めることにしました。


「んじゃあ私達は先に行って男共を卒倒させてやるから行くわ」


 サナエさん達は踵を返し、外の方へと駆けていった。アヤさんもそれに続いて歩いて行きました。


「皆可愛いな〜♪私もスタイル良くてか顔も良ければな〜」


 ユカリさんは特に気にしてないというか単純にバカなのかおしゃれとしか見てないみたいですが、羨ましそうに見つめていたので私は腕を掴み寄り添う。


「ユカリさんも可愛いですよ?」


「えへへ、ありがとう」


 あっ、世辞だと思われた。ユカリさんは相変わらず自己評価が低いようで………褒め殺してやろうかと思いましたがユカリさんは一番大好きな人を探そうとまた歩き始めた。私は置いていかれないように腕を掴みともに歩き出しました。

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