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幻影道 第五巻    作者: SAKI
16/72

「サマーキラキラサンシャイン」その1

☆★☆★ ユカリ


 夏真っ盛りで夏休みも後少し、私達は家族の大イベントである海にやってきました。皆それぞれの想いを抱きながらいつもより日差しが強い光に当たりながら前へ進む。事前にゆいゆいから夏バテ対策のおかけで家族誰一人として欠けることなく来れる事を大前提としてこの日を待ち侘びていた。天気は勿論快晴!


 引っ掛かった事は少しゆいゆいのテンションが低いくらいかな、私が寝込んでいる間に何かあったのかなと聞くもはぐらかされてしまった、その言葉には重みを感じ踏み込みを間違えないように配慮して手を引くことにした、でもあの時のゆいゆいは何かを隠している、いつか解き明かして見せる。


 海まではバスへ行き、そこから最寄りの駅まで揺られ、駅に辿り着いて二つ駅を進んだ所に目的地があるらしい、事前にユーゴ君の情報とプレアちゃんの現地確認、サナエちゃんの行くまでのルートや時間把握と完全体制のお陰でノアちゃんは迷子になりかけたけど私が手を引いて何とか目的地に辿り着くことが出来ました。


「「海だぁぁぁぁぁ!!!」」


 未来化が進んでいるこの世界で一面真っ青な世界は早々ない、私達は歓喜して大声を上げていた。

初めは興味無かったけどいざ本番で来ると予想以上にワクワクして早く遊びたい気持ちになってしまった。


「今日は思いっきり遊ぼうね」


 ゆいゆいの言葉に皆は頷くと私はやはり違和感がある、テンションが低いし何だか切ない表情をしている。私の知ってるゆいゆいならもっと大胆で燥いでくれるのに、何か隠してるに違いない。


 皆の隙を吐いて聞き出そう、私達はそれぞれの更衣室に向かいながら私はずっとゆいゆいのことを気にかけていた。

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