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幻影道 第五巻    作者: SAKI
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プロローグ 「過去の遺物」

 恋とは一体何なのでしょうか、現象?それともその人の気持ち?私はずっとそれについて悩んでいる、何故ヒトは恋をするのか、何故恋をするとその人が格好良く、可愛らしく、素敵な人に見えてしまうのか疑問だらけですぐに結論が出せない。


 知りたい、でもその人の前に立つと突然奇襲をうえたかのような緊張と胸が焦がすほどの痛みが生じて会話にならない、私の悩みを理解してくれる人達は残念ながら多くはない、更に言えば恋愛観なんか人それぞれで対処もそれに伴って異なる、これほどまでに難しい学問は存在と言えるだろう。


 単刀直入に言って私には好きな人が沢山いる、勿論タラシとかそういう訳でなく単純に人として好きな人と私の恋愛観に当てはまる人がいるということ。


 私は元々幼少期から両親を殺害され拉致されて朝から晩まで戦闘兵としてのスパルタ特訓の毎日で感情なんか拷問と人体実験により破壊されていた。私は実験対象の中でも群を抜いて強く、人殺しの道具にされていた、そして私を完全に洗脳し、私というモノを消すために目玉を抉られ脳味噌を弄られさらなる拷問と逆らったら舌を切り落とされ、腹を裂かれて極限状態に何度も陥らせて私は全て破壊されて玩具に変わり果てた所、最後の実験結果で私はゴミと判断され廃研究所の地下に監禁され手足を拘束され餓死寸前になるまで追い込まれていた。

 

 私は何度も実験され肉を削ぎ取り別の人間の特徴的な部位を私に継ぎ接ぎし私の身体の半分は別の人間のパーツで形成されており、中には腐敗したもの、ウイルスに侵されていたものもあり、私は裸で激痛とウイルスの痛みに耐えて一週間、私はもう棄てられたと判断され苦痛を負いながら死ぬんだと確信したその時、私の人生のターニングポイントであるユイさん率いる幻影守衛騎士団ファントム・ガーディアンズに助けられました。


 助けてくれたのに関わらずすぐにローグさんは服を纏わせ私を仲間にしてくださり私は温もりを思い出して感情が爆発してしまいました。


 泣き叫び、苦痛の日々をローグさんはいつまでも抱きしめてくれた、頭を撫でてくれた、その事がきっかけで私はローグさんに恋をしてその日から今日まであの出来事を忘れたことはありません。


 そんな私にも可愛いい後輩が出来て嬉しくてたまりません、今日はその女の子とデートする約束があるので語るのはまた今度にしましょう、今日のおめかし気に入ってくれるかな?

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