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続く世界

 ドラゴンスレイヤー、それは龍を殺したものに与えられる称号。

 このゲーム、龍関係の魔物は多数存在しています。ドラゴンスレイヤーと言う称号を持っているプレイヤーも多数います。絶対的強者の龍も、素材扱いにされる時代になっていました。

 目の前にいる龍は、強敵だと思います。

 名も無き神と言う存在で、強力な能力を持っています。10メートルを超える巨体。その割りに素早い動きで、多数の魔法を同時に使用しています。

 尽きる事のない魔力。すぐに再生する肉体。強力で凶悪なドラゴンブレス。

 迷宮のボスに相応しい存在です。

「これを相手に、戦えるって俺も強くなったと言う事か!」

 ブレスを、魔力シールドで防ぎます。魔力が切れる前に、ティアにお願いします。

「主に力を」

 サテライトの能力で、魔力は補充されます。地下迷宮でも、星にまつわる場所なら、魔力の充電はできました。ポイントの指定場所への移動も、ティアとの連携が取れているので、ミスはしません。

 日常生活で、色々とサポートされ、こちらのサイクルを把握されました。

 日常の、細かい動きから、できることを選択して、無駄をなくしてくれました。AIとの共存世界。そのビジョンが動き始めたみたいです。

 ティア達精霊を、愛しいパートナーと認識したユーザーは、比較的早い段階でAIとの共存を受け入れています。それに依存することなく、適度な距離をとり、有効に使う事で色々と新しい発見がありました。

「十二分身大車輪!」

 ティアと協力する事で、あの技を再現することができました。多少、アレンジしていますが、12の分身が出現して、次々と攻撃していきます。一人では、再現不能でした。

 他にも、協力する事で、前にはできなかった動きが可能になりました。

「ぎゃぉぉおおぉぉんん!」

 ドラゴンが、悲鳴を上げます。周りを見ながら、私を探しています。結界を足場に、高速で移動しながら、残像を残します。残像は、若干質量があり、見破られません。ドラゴンの周りには、10を超える残像が取り囲んでいます。その全てが、本物と大差ありません。精霊の宴のときは、まだ未熟だったのでできなかった、完全武装状態での高速戦闘ができるようになっています。

「いざ、参る!」

 分身で相手を翻弄して、その間にエネルギーを溜め込みます、相手は、ドラゴンであり神の化身。

「必殺!」

 すべての分身が消え、一つになります。そして、光が焼き、相手の動きを止めます。光魔法の一つ、その素敵な姿で相手の動きを止めると言う奥義です。

「星断ち!」

 相手の動きを止めて、上段から斬り付ける。星をも断つ、星の太刀の真銘。

 光の刃が、ドラゴンを通過します。そのまま、空中でくるりと回り、中段の構えを取ります。ドラゴンはかろうじて存在が残っています。

「星っ!」

 気合を入れて、突きを繰り出します。良く見ることで、ドラゴンの弱点と言われる逆鱗を見つけています。このドラゴンの逆鱗は、喉元にありました。吸い込まれるように、突きは逆鱗に命中します。

 溜め込んだ魔力を、全て開放します。光の濁流が、そこから始まり、ドラゴンを飲み込みます。

「見事」

 消える直前、そんな声が聞こえました。

 こうして、迷宮をクリアして、俺はドラゴンすれイヤーの称号を得ることができました。


 山羊の館に戻ると、大勢の人が出迎えてくれました。この場所も、賑やかになったものです。

 映画に出演した事で、俺の知名度は上昇した。プロゲーマーとして、成功していると思う。

 魔法と剣道を組み合わせた、新しい流派は少しずつ形になっている。ドラゴンとの戦いでの技、質量のある分身攻撃は、挑戦する人が増えている。フェイスフラッシュからの、奇襲攻撃は、対人戦で色々と工夫して使われている。

 ティアとの共存で、他のプロゲームの競技でも、好成績が出せた種目もある。中々上手くいかなくて、負け続けている分野もあるので、これからやりがいがある。



 新世界を始めて、色々な事がありよかったと思う。

 昔は、斉藤一に憧れて、佐藤一は”い”がないとか思っていじけた事もある。

 そんな俺だけど、色々と有名になって佐藤一に憧れる人がいるらしい。

 そんな柄じゃないと思うけど、実際に聞いた話だから照れくさい。

 俺よりも、もっと他の誰かに憧れたほうが良いと思う。もし、本人に聞けるなら、斉藤一も同じこと言うかもしれない。

 だから、今はそれが足りないと、いじける事もない。

 そんな暇も無い。

「主、次はこれに挑戦してみましょう」

 ティアが、何かを見つけたみたいに言って来る。こう言っている時点で、決まっているのだろう。

「了解]

飽きる事のない、毎日が続いていく。ゲーム一つで、ここまで世界が変わるとは思わなかった。

「主」

 ティアが呼んでいる。さて、参りましょう。


 この物語は、これでお終いとなります。

 途中までの勢いが、自分でなくなったと痛感しております。

 荷物持ち編までを考えて、書き始めたので、その後がぐだぐだになってしまったきがします。

 ここまで、読んでくれてありがとうございます。

 反省点が多すぎて、色々とありますが、少しでも次に活かせたらと思っています。

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