目指せマ剣道 その6
刀を振るのを止めて、歩くと走るに集中する。
ただ、それだけだと時間がもったいないので、訓練場にあるナイフを借りて、それを投げる。
ついでに、投擲のレベルを上げてみる。
集中しながら、良く見てナイフを投げる。走りながら、歩きながら、ひたすらそれを繰り返す。
スキルレベルは、それだけで上昇していく。最初のスキルは、レベルが上がるのが速い。
これが10になると、マスターしたことになり、スキルポイントがもらえる。
それを使って、上級のスキルを選ぶのか、違う道に進むのかは自由だ。
たとえば、歩くはレベル10になれば、歩く(初級)を選べるようになる。
検証した結果、最初は無印と言うのがスキル全体の傾向らしい。
初級、中級、上級までマスターすると、極が選べるらしい。ただ、ここまで必要な経験はかなりの物で、極まで歩くをとった人はいない。
初級では、有益な技があるけど、中級、上級では一切技が無い。極の中に業があるかは不明だけど、3年と言う月日があっても習得出来ていなかった。
スキルレベルも、スキルポイントで上げる事は出来るけど、極レベルになると、1つ上げるのに100のスキルポイントが必要になると言う。
スキルレベルが上がると、もらえるポイントは3。
イベントや、クエストで入手も出来るけど、他に有益なものが沢山あるので、検証が遅れていた。
それを極めるつもりは無いけど、覚えていたほうが良い情報だった。
なんだかんだと、繰り返していると、歩くと走る、見ると集中がレベル10になった。
それぞれ、次のレベル、初級を選ぶ。
それに4ポイント使ったので、残りは8。
ここからは、スキルによって必要ポイントが変化する。行動によって開放されたスキルも、ポイントを振らないといけない。
ポイントは、常に予備を意識しておいたほうが良い。なので、今回習得するポイントは一つだけ。
光魔法と雷魔法を習得。必要ポイントはそれぞれ2だったので残りは4となっている。
何故光魔法を選んだのかと言うと、迷宮探索に必要だから。光源はあるみたいだけど、喰らい場所もあるらしい。光魔法は迷宮探索には必要な魔法だった。
雷魔法も、似たような理由だた。迷宮の中には、属性的に雷魔法を苦手にしている敵が多いらしい。
この情報を信じるのは危険だけど、選ぶ事にした。敵に使うだけでなく、雷魔法を使った自己加速方法があるらしく、それを習得したいと言うのもある。
そもそも、剣道と言うのは道場でしか使えない、武術ではないとか言われたことがある。実践で使えないとも言われた。
実際、何とか流剣術とか、実践的な流派なら、実践で活躍できたかもしれない。
部活レベルの剣道では、剣と魔法の世界で勝ち抜く事は無理とも言われた。
それに関して、俺もそうだと思う。
元々、敵が多数の時の想定が無い時点で、実践向きではない。
魔法使いが存在する事を想定していないので、飛んでくる魔法に対処できない。
そんな世界だから、魔法を使って剣道を強化してみたい。
魔法を使う剣道、だからマ剣道と名付ける事にする。この場合、魔法の魔にするべきだと思うけど、念のためマ剣道としておこう。
このゲームの、目的の一つに、マ剣道の確立と言うのを加える。
訓練所でやろうと決めた事が終ったので、いよいよ、実践だ。
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