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第零章
初投稿作品ゆえ至らぬ点はご容赦ください。
その昔。大正の時代までは“祓師”なる職業が存在していた。
読んで時の如く、祓う事を生業とした者たち。闇が色濃く残っていた時代の、とても表には出てこない者たち。彼らは確かに存在していた。
時は流れ、昭和、平成、令和。
職業として祓師なるものは、もう存在しない。
闇の薄れたこの平和な時代にそれで食べていく事は困難だ。
だが人の闇がなくなる事は決してない。
この時代にもまた“祓師”は、確かに存在していた。
初投稿。
慣れるまでご容赦を。
日刊更新(予定は未定)。脳内プロットのみなので気長にお付き合いください。