【序章】:「それは、人間が誕生する前のお話」
すみません、鷹橋と申しますです。
初投稿and小説家になろう、読もう初利用ってな具合で、もうジャンルがわからないのなんの。
何をどうしたらいいかわからないのなんの。
もうちょっと内容早く書けるだろうって思ってたら二時間たっても全然進んでないのなんの...。
ってな具合ですがカタツムリ更新でやっていこうと思います。
唐突に頭に浮かんだ物語になりますので、割とめちゃくちゃな構成になってしまっているだろうなぁ。
って思ってますが、温かい目で読んでいただけるとありがたいです。
宇宙と呼ばれるものができ、神々は己が住まいを作るため数々の「星」を作り上げた
その中数多の星の中でもこれは、今は人間が過ごす惑星「地球」の話である。
-ベルアという女神が作り上げられて間もない、まだ誰にも触れられていないこの星に渡って来た。
すると、その瞬間星に生命が誕生した。
女神ベルアはその生命を興味深そうに、ずっと見守っていた-
-エルサムという男の神が、女神ベルアを追いかけてこの星に来た。
その間、星では何万何億と日が昇り、沈んだ。-
-ベルアは宇宙から「星」を見て、エルサムに言った
【この星の生命は何かが足りないのと思うの】
-エルサムは答えた
【彼らの中で最も最適な器を持つ種に高度な知能を与えてはどうだろう】
-ベルアは首を傾げ
【私は何をすればいいのかしら】
-エルサムは微笑み
【君は知能を渡す役を頼もう。僕は彼らに試練を与えよう】
そういうとエルサムは空を暗く覆ってしまった。悲痛な表情でベルアは
【なんて酷いことを生命が、あぁ、滅んでいってしまっているじゃない】
空を覆ったエルサムを静かにベルアが抱え上げると、エルサムは自分の最期が近いことを当たり前のように受け入れ
【星に私たちと同じ力を、均衡を守る力を与えたよ。
僕はこの星の脈となろう】
その言葉を言い終えたエルサムは星に脈を張り巡らし、星の核の半分となった。
【神は成熟すると権能を使えるようになる、
そしてその規模が世界再構築級になるとその身は滅び、
別の子神としてその場に転生する...】
-ベルアが足元に立つ小さな女神を見てそうぼやいた。
ツンツン、ツンツン
【なにかしら】
小さな女神が星の中のある生命を指さしている。その生命は"二足で地を踏みしめ直立している"種であった。
【べるあ、あのセイメイ。ちのう、あげる!】
-そう小さき女神が言うとベルアは微笑み、それらの種に知能を与え「人間」と名付けた。
【小さき女神よ、あなたはこれからこの星で人間を護りなさい
私は彼の脈に「記憶」を流し、この星の真ん中で見守っているわ-】
小さき女神は力強くうなづいた。
ベルアは小さき女神の「名」を告げることなく星の中に眠っていった。
-ベルアの告げた通り
小さき女神は「人間」を護り続けた。
すると「人間」は守り神を奉り、名を『アルア』とした。
小さき女神は、自身を『アルア』としその名を忘れぬよう
星の脈に記憶を流した。
アルアは世界を護り続けた。
そして、今も我々人間とこの星「地球」は
アルアの加護の下にある-
~『創世古代神書』より~