表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/25

球技大会

 球技大会の日

 バスケ、サッカー、ドッジボールが行われる大会である。クラスの仲を深めるために行われているようだが、僕にとっては大して意味をなさない。

 基本的に希望した競技に参加し、男女を分けて全員でドッジボールが行われる。当然、僕はドッジボールだけに参加である。

 ドッジボールにおいて、ぼっちはしぶといことが多い。僕は運動能力に長けているわけではないが悪いというわけでもない。柔らかいボールを使っているとはいえ、それなりのスピードが出ていればそれなりに痛い。それに、わざと当たれば非難を浴びてしまうことは必至。ならば、避け続けることは必然と言える。中心あたりにいると周りが当たっていき、最後のほうまで残ってしまう。そして、地味に生き残り続けると外野が当てて内野に戻ってくる。つまりは勝利の立役者になるわけだ。しかし、勝とうが負けようが特に何も言われることはない。それが現実である。

 実際、トーナメント方式で準優勝になりその全てで最後まで生き残っていたのだが、何も言われなかった。……終わったからいいか。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ