体育祭
体育祭。
この日は本当に憂鬱である。いっそのことサボろうかと思ったが、騎馬戦で組んでいる人に申し訳ないかなと思い結局参加することにした。
しかし、出る競技は三つしかない。障害物レースと棒倒し、騎馬戦だ。
騎馬戦はいつもの如く、余り物どうしで組むことになった。棒倒しは、防御側に回ると痛い思いをすることになるので、責め側でキョロキョロと目立たないようにすることにした。
障害物レースに参加するとその障害物の最後には謎のじゃんけんの勝ち負けによって回数が変わるぐるぐるバットが待ち構えていた。勝つとなし、あいこは五回転、負けると十回転だった。そして、僕はそのじゃんけんに負けた。故にぐるぐるとバットを額に当て回った。しかし、これがすごく時間がかかってしまう。しかも、他の奴らは全員あいこか勝ちで先にさっさと行ってしまう。ぐるぐる回りひとり悪目立ちをしていた。七回転目あたりでもう言っていいと言われ、止めて真っ直ぐゴールに向かった。が、体制を崩し右膝を地面に強打してしまった。軽くすりむき、痛い思いをした。そして、治療をしてもらい結果的にサボる大義名分ができたのであとの競技に参加することはなかった。勝敗はどうでもよかったので知らない。




