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バイトは良い経験だが

 宿題を終え、文化祭準備を適当に終えた僕はすることがなくなっていた。

 時間はあまりただ惰性に起きて、アニメを見て、ネットサーフィンをして、寝る。引きこもりかニートのような生活だと自分でも思う。

 というわけで、思い立ったが吉日。バイトをしてみることにした。適当に短期のバイトを選んだ結果、面接なしで説明会だけでバイトができるようだ。

 ちなみに、バイトの仕事内容は小学校のプールの監視員。期限は一週間程。

 自分でしようと思っていてなんだが、めんどくさそうだ。

 実際のところ、やる仕事はプールの塩素管理。親御さんからの許可書を受け取ること、監視台と簡易テントとの位置のローテーションだ。プールで事故があれば助けに行かなければならないわけだが、そんなことそうそう起こってはたまらない。

 ただ、考えてみると僕は泳げなかった。ま、平均身長よりは低いとはいえ小学校のプールで足が付かないということはないだろう。

 小学生を相手にして思ったが、やはりうざい。馴れ馴れしいのはいるし、生意気に馬鹿にしてくるガキもいる。……けど、子供の笑顔はちょっと好きだと思った。そして、自分って昔に比べて穢れたんだなとそんな気分に陥った。

 バイトを終え、五万程手に入れる。

結果、この経験は悪くなかった。子供が嫌いでないこともわかった。……でも、だからといって何が変わるわけでもなかった。



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