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プロローグ

見てくださってありがとうございます

ロローグ


「君、既に来てるよ」

「え、は?」

「だから、異世界」


この兄さん何を言ってるんだ?とか思った。テントの中から出るまでは

ーーーーーーーーーーーー


ーーー


「はぁー、やっと今日で終わりか。」


今日は中学三年生の卒業式、そして…今卒業式が終わったところだ。卒業式の最中は校歌斉唱の際、女子生徒全員が泣いて、男子の大半がもらい泣きしてグダグダな校歌斉唱ではあったものの無事卒業式が終わった。終わった後は保護者同伴の卒業生たちで焼肉屋に行き、中学校の思い出を語り合う。…と言う物があるのだが、俺こと猫沢竜児は卒業式が終わるやいなやボルトも顔を真っ青にするような脚力と走りで教室に鞄を取りに行きそのまま校門をでた。


あいつらと一緒に焼き肉なんか死んでもいくか…


そう、俺は大の学校嫌いだ、嫌いつーか受け付けないつーか。とにかく無理!しかも学校の思い出だと?んなもんねぇよ!学校が嫌いなおかげで学校なんか両手で数える位しか通ってない。だから学校の思い出なぞ無く愛着も無く…校歌も口パクだ。本当…学校なんか…ん?


「何だ?あれ、新しい店、屋台?」


目線の先には文化祭などで出そうな安易に作られたテントが立っていてそしてテントの看板に"占いの館"と書かれている。もしかしたら世界を回っている人気占い師かもしれない。そう思い、通行人を見る。


おかしい、誰ひとり気づいていないのか占いの館に目を向けようとしない、いや、気づいてないのはおかしい。ここまで目立つなら皆多少の反応は示しても良い筈…まるで皆の中ではこのテントが存在していないかのような…


竜児はそう思いながらの、怖いもの見たさで恐る恐る占いの館に近づく


遠くからじゃ解らなかったけど結構でかいテントだな、近づいても何もないし…入ってみるか


竜児は意を決してテントの中に入る、

すると中に居たのは意外にも若い男の人だった。

見た目は20代くらいで、短髪黒髪がよく似合うイケメンさんだ。

俺が中に入るとお兄さんはこちらに顔を向けニコッと笑い口を開く。


「やぁ!!お客さんかな?」

「え、あぁまぁ…」

「それで?何しにここに?」

「いや、気になったから見に来ただけです。」

「ほぅ、つまり好奇心でここに?」

「えぇ、はい」

「ふーんそっか。…おかしいな…」

「何がですか?」


俺がそう返すと急にお兄さんはモゴモゴしだした。


「まぁ、いいや。せっかく来たんだし占いでもしようか?」

「いや、金無いんで」

「まぁまぁそう言わずに、そうだ!お試しでちょっとだけ占うってのは?」

「…それなら」


お兄さんの提案に渋々頷いた、身の上の都合上仕方ないよ。

お兄さんは何も言わず目の前にあった本を手に取ると俺に質問してきた


「血液型は?」

「ABです」

「年齢は?」

「15」

「生年月日…」


…とまぁ、そんな風に質問に答えていくと、お兄さんが突然本を閉じた。


「よーし、終わり!!」

「で、何を教えてくれるんですか?」


質問が長かったと言うこともあり俺は少し苛つき気味に言った


「んー、色々わかったよ学校嫌いの猫沢竜児くん?」

「え、なん」


で。と言い終わるのをお兄さんが遮った


「他にも色々わかったよ?、親が他界とか、帰り道に腹を壊しどうしても我慢できず野」

「うわー!!もう良いです!分かりましたから!!!」

「まぁ、それはどうでも良いんだけど…野ぐ」

「その話はぶり返さないで下さい!!」


しかし、この人が占い師と言うのは本当らしい、俺しか知り得ないようなトップシークレットをあんな簡単な質問で…占い師は皆こんな事出来んのか?それはズルいと言うか羨ましいと言うか。


「ん?、僕占い師じゃないよ?異世界案内人さ!」

「そんな簡単に人の心を読まないで下さい!……え、異世界案内人」


何だそのファンタジーかつふざけた役職は!そんな観光案内人の上位職みたいな役職があってたまるか!


「全部聞こえてるよ。ちなみに異世界案内人は観光案内人の上位職じゃないよ」

「だからナチュラルに心を読むなよ!!?」

「お、素が出てきたねぇ」


お兄さんは俺が素を出した事が嬉しかったのか爽やかスマイルを俺にふりまく


「つか、何なんすか異世界案内人って、俺を異世界に連れてって案内でもしてくれるんスか?」

「だいたいあってる」


また爽やかスマイルで答えてくれる。つか大体合ってんのかよ。何?俺は今から異世界に連れてかれんの!?


「君既に来てるよ」

「え、は?」

「だから異世界」


さっきからこのお兄さんは俺の異世界ネタをからかっているのかと思った、突然自分は異世界案内人だと言って、既に異世界に来ているとか…こいつ、もしかして…危ない人!?


「じゃ、じゃあ俺帰りますんで」

「……」


お兄さんはニコニコしながらこちらを見ている、正直気持ち悪い。ニコニコしているお兄さんを尻目にテントから出る

すると、そこにあったのは…緑生い茂るジャングルでした。


「いやいやいやいや!ナイワー、マジナイワー」

「あるよ、ここは異世界さ!」


意味の解らないこと言いながら分かりやすくキョドっている俺に、テントから出てきたお兄さんが追い討ちを掛けてきた


「いや、ナイッすよ。だだだっていつの間に!!」

「最初に質問したときあったでしょ、あれって本当は異世界登録してたんだよ」

「じゃあ何で俺の個人情報を!?」

「俺は異世界案内人だから、俺が異世界登録した人間の事は何でもわかる」

「でも、なんで…俺なんすか!?」

「それは君が世界に絶望していたからだよ」

「なんでこんな事!!」

「それは…後から説明する。取り合えず中に入ろうここに居るとモンスターが集まってくる」


俺は怒涛の質問をしながら詰め寄る。

だがお兄さんは詰め寄る俺に微動だにせず、むしろなだめる様に質問に答えていった。お陰で幾ばくか冷静になった俺は言う通りにテントに入る。


「そんでさっきの質問…答えてくれよ」

「そうだね、それを話さなきゃ始まらないのもあるし。それじゃこれを見てくれる?」


そう言って懐から取り出した本を見せてくる。そして本を受けとると勝手に開き291ページを見せてきた、しばらくすると見開き2ページに映像が浮かび上がる。

え、何?本じゃねぇの!?映像媒体なの!?

若干の驚きを受けつつも映像を黙って見る、

『はっはっは!!これを見ているとゆうことは君は異世界の開拓者に選ばれたのであろう!!』

何かバカっぽそうなオッサンだな、つかそのセリフ言いたかっただけだろ!!

『では、君がここに運ばれてきた意味を話そう…だがその前に私と言う人間の紹介をせねばならん…』

それから…このオッサンの酸いも甘いもな人生の全てを語るとゆうイライラタイムが始まったので割愛

『君は…知っているかね?私たちの故郷、地球に危険が迫っていると言うのを…。理由は至極明快。人間の増加さ、我らは母なる地球の子にして。母を殺そうとしているんだ。私はそれを打開しようと対策を練った、人類異民計画!!。それは文字通り地球の人間を今君がいる世界に送り込むと言うもの。…なら何故自分だけ!とか思うだろ?…魔力が足りないからだ!!!一気には無理!!フハハハハ…ゴボ!!』

年甲斐もなく全力で笑うからそうなんだよ!

あと、うぜぇ…

『で、一気には無理だから次に送り込むまで君たちには異世界を開拓してほしい。それは他の人類のためためだ。…不幸だとは思わないでほしい。それに遅かれ早かれここに転移されなければならなかった、ただ悪いことばかりではない…異世界で簡単に死なないように、僅かであるが力を授ける』

はじめてーの!!!投稿!!

どうも、ラメやんです。このサイトで出すのは始めてです。

この作品はながーく。投稿するつもりなのでよろしくです!!

なおこの作品ではチート、はもちろんハーレムもだすつもりなので(初っぱなから暴露)後、投稿日はまちまちです基本的に日曜日には更新したいとおもうのですが、めんどくs..いえいえ、込み入った事情もあるのですよ。

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