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帝国侍従日記 その1 対面

 

 我が帝国の王子が連れて帰ってこられた方のお世話をする様に言い使った。


 何でも望まれない婚姻で生まれたため家族に虐げられて来た方だそうだ。

 国の制度もあてにならなかった様だ。

 皇子はただ哀れんだのでは無く高魔力の持ち主だから連れた帰ったと後々我が国のためになるだろうと皇子はおしゃった。

 「今後我が帝国の重要な存在になるであろうから不自由ない様に、望むものは全て与える様に」

 と命じられた。

 「もしも、無いといや、有ってはならないと思うが、彼に不敬を働いたらお前の家族一族郎党ごと罰すると命じておこう、忘れない様にね。」

 

 ・・・私に家族はいないのはご存知のはずなのに・・・

 ・・・私の身分で・・存在で選り好みする権利は無い


 そのお方に対面した・・・・


 ・・・?まだ正直何とも言えない、医師の診察があると言うことで、すぐに別室へ連れて行かれたが、


 何と言うか・・・


 とりあえずそのまま見た感じだが・・・


 髪は黒肩まで伸び手入れがされて居ないせいかボサついて居る散髪した方が良いな

 そして猫背だ。そのせいで顔が髪に隠れて見えない

 足取りはしっかりしているほったらかしにされて居たと聞いたけど食事とかはちゃんと与えられて居たのかな?

 着て居る着せられた服は大きくブカブカで端がほつれて糸が見えて居る。

 体格に合った服をお渡ししよう、まずは着やす肌触りの良いものを色や好みとかは後々お聞きしよう

 後はお好きな食べ物やお茶の品種とかもお聞きしなければ、

 「聞かなくても日々のご様子から察せ」とかよく言われるけど、直接お聞きした方が確実だ。


 医師の師団からお戻りになったので、早速外見を何とかしようとお風呂場へお連れした。


 まずは服を脱がせようとお体に触れましたが、何かに触れた様に手が弾かれました。

 何度手を差し伸べても弾かれるので、仕方がなく「湯浴みのため服を脱がせたいのですが」と言うと

 ノウン様は即座に服を脱ぎ捨てました。どこも隠さずに、

 痩せ型と言うよりは痩せこけておりました。肌は蝋の様に白く幽霊の様に見えます。

 

 手をとっても弾かれたので「そこに入っていただけますか?」と湯船に誘導してお湯に入っていただき、お身体にゆっくりとお湯をかけて洗いました。

 「お体を洗いますので触れて宜しいですか?」と聞くと、弾かれることはありませんでした。お世話がされて居なかったとお聞きしましたが、お肌を擦っても垢も出ず髪から頭垢も出ず傷も痣も無く綺麗なものでした。

 洗髪剤から出る泡が珍しい様で目を丸くしておりました。

 

 ハサミを弾かれると思い、「髪を斬らせて下さいますか?」と断った後髪にハサミを入れましたら、身動き一つしませんでした。

 髪を切り揃え顔が見えると白い肌に黒い髪が映えて、黒真珠の様に輝き切れ長の目には虹色の瞳が宝石の様でした。


 ・・・こういう方を「お綺麗な方」と言うんでしょうね・・・


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