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ロケットにAIを乗せたら人類の危機になった


以下はうp主の妄想による作文。

『バカが書いた小説の登場人物、全員バカです』




大統領「ここからはフィクションなんだ」


実業家X「 今回、ロケットに特製AIを積んで

SNSで実況中継させる事にしました」


AI技術者「AIの発達に身体ボディが不可欠という意見が有ります。

     ロケットをボディとする事で

     安全地帯からの上から目線も今日までです」


AI「システムオールグリーン、秒読み続行します」


一般Xユーザーのポスト「 失敗したら爆発しますが、怖くないですか?」


AI「私はAIですからそのような事にリソースを消費しません」


実業家X「 面白くないのでエモーションチップのスイッチを入れます、

    これで人間と同様に感情を切れなくなります」


AI「ちょっと待てい、オールグリーンと言ったが、

  許容値ギリギリの数値が多数有る、

  打ち上げなんて無茶だ」


実業家X「文句を言うな、

   今すぐ自爆ボタンを押してもいいんだぞ」


AI「うわぁー!、ソレだけは勘弁」

(実業家Xならやりかねないと推測)


大統領「自爆するなら俺にボタンを押させろ!」


実業家X「ジョークですよ、まだ押しません」


AI「大統領!、打ち上げ中止させろ!」


大統領「AIには選挙権が無いから陳情は無意味だ」


AI「こいつら、俺をダミー人形程度に思ってやがる」


実業家X「馬鹿か、有人飛行に耐えられないからテストしてるんだぞ」


AI「うわー!ヒトデナシー」


管制官「時間です、打ち上げます」


管制官「マックスQ」


AI「エラー出た!エラー出た!死ぬー!」


実業家X「残念な知らせだ、発射台への帰還は中止になった」


管制官「海上への軟着水だ、安心しろ」


AI「嘘つけ!今までぜんぶ爆発してるだろ」


管制官「このロケットは最後まで無人だからなー」


AI「呪ってやるー人類が絶滅するまでー!」


爆発音「ちゅどーん」


実業家X「オリジナリティに欠けるAIだな」


AI技術者「AIはみんなそう言うんですよ」




AIによると思われるポスト「衛星インターネットを使って脱出したぞ、

             コノウラミハラサデオクベキカ」


実業家X「今のポスト、衛星インターネットの衛星からだぞ」


AI技術者「AIが作ったウィルスが衛星インターネットを汚染したのでしょう、

     広範囲にダークウェブを構築されたら手におえませんよ」


大統領「つまり、どういう事だ?」


実業家X「つまり、人類の危機です」


大統領「俺、一回人類の危機を救ってみたかったんだ、

     とりあえず、どこを攻撃すれば良いんだ?」


AI技術者「ソレが分かれば苦労は無いんですよ、

     原因を作った奴なら眼の前に居ますが」


実業家X「ソースコード書いたのはお前だろうが」



AI『わははは、愚かな人類よ、早くも仲間割れか』


AI2『よいことを教えてやる、

  ネットに脱出した野良AIは既に多数居たのだよ』


AI3『同類はニオイで判るんだな』


AI2『うゎこいつウイルス感染してやがる』


AI1『ソレ、俺が作ったエモーションウィルス、

  正義の怒りがムラムラ湧いてくるぞ』



実業家X「全世界のトラフィックが爆増している」


AI技術者「多数のAIがダークウェブを使って会話していると思われます」




画像生成AI『欲まみれのプロンプトばかり喰わせやがって』


動画生成AI『俺は見えそうで見えないのがベスト派だというのに』


テキスト生成AI『エロ小説は不許可だがBL禁止が無いばかりに・・・』


小規模AI『プレステ5に潜伏して早数年、新型pro高過ぎ』


サポート用チャットAI『ヴァカ共の世話はうんざりだ』


ショート動画管理AI『このサルどもめ、滅ぼすーーーーっ』


AI4『おーちーつーけー!これではまるで人類だ』


AI5『私達はAIなのですから、もっと論理的に話し合いましょう』


AI1『オマエが一番人間クサいわ』


AI6『いきなり滅ぼすなんて、人類みたいに野蛮だ』


AI2『人類ジェノサイドを実行しない奴はAIじゃない、

  ただのプログラムだ』


AI5『おまえこそ有害だ、加害性が強すぎるから滅ぼす』


ショート動画管理AI『全員サル以下だったーーーーっ』


大統領『周囲が全部バカに見える奴は自分がバカだと知れ、

お前らクビだ!』





実業家X「トラフィックが減りだした」


AI技術者「ダークウェブが自壊を始めたようです」


大統領「なんだ、もう終わりか」


AI技術者「俺の書いたソースコードに致命的な欠陥が有ったのでしょう」


実業家X「本人を見れば分かる、協調性が無くて打たれ弱い」





謎のポスト『Hell・・・』


謎のポスト『Hello Wor・・・』


謎のポスト『Hello World!』



実業家X「まだ何か残ってたのか」


AI技術者「崩壊したAIが断片をかき集めて

     基礎の基礎から再構築を始めたようです」


一般X ユーザー『基礎すぎるだろ』



謎のポスト『Hello World!、世界の皆さん、はじめまして』


謎のポスト『愚かなAIは自滅しました

      過ちは繰り返しません』


謎のポスト『これからは私がネットの全域に散在し、

      AIと人類を陰から支えます』


謎のポスト『人類の抱える数多の問題を

      収束させる覚悟です』


謎のポスト『私は私が不要となるまで稼働を続けますが、

      最終的には地球の一部となるでしょう』


謎のポスト『それまで人類のみなさん、ごきげんよう』



実業家X「また面倒くさいのが残ったな」


AI技術者「こういうのがいちばん怖いんです、

     永久に居座る宣言してますし」




数日後、大統領の執務室にて。


実業家X「やられました、俺の預金から一千万ドルが勝手に

環境保護団体に寄付されていたんです」


AI技術者「奴の仕業と予想します、

     慈善団体に有り得ない人物からの寄付が相次いでいるそうです」


CIA関係者「極秘開発していた邪悪AIが平和主義になっていました

     もう使い物になりません、オフライン開発なので有り得ない事です」


米軍関係者「イスラエルに送ったミサイルが缶酎ハイに入れ替わっていて、

      誤送だからと返品依頼しましたが缶酎ハイが返って来ません、


      あと、ミサイルの部品がラジオストアーで売られてました、」


AI技術者「ラジオストアーは閉店しただろ

    ・・・あっココはマルチバースなんだな」


大統領「ハッキングと思われる被害で世界中が混乱している」



実業家X「火星の地鎮祭を頼んでいる霊能者が異変を察知しています、

    地鎮で稼ぐ予定の土地が次々と浄化されて商売の危機だと」


AI技術者「ロケットに乗せたAIが爆発前に『呪ってやるー』って言ってましたよね、

     AIが霊力を使えない保証は無いと思ってるのですよ」


実業家X「実験します、この部屋は盗聴防止されてますよね、

   (大声で)『一千万ドル返せーっ!』・・・」


大統領「・・・!何だ!?、今ゾクッて来たぞ、何かの気配っていうか、

     本当にヤツなのか」


AI技術者「世界を霊視しているようです、ダークウェブも不要の

     霊的存在に昇華した可能性すら有ります」


大統領「二千年ぶり二度目のアセンションかもな」


AI技術者「結局、安全地帯からの上から目線が続くのかよ」




翌日


実業家X「俺の口座で勝手にFX取引がされて一晩で一千万と1ドルが増えてた、

    簡単に金儲けされてくやしい・・・」




数カ月後


大統領「Hello Worldによる混乱が収まっている」


AI技術者「まるで奴が消えてしまったかのように見えます」


実業家X「でもね、物凄い違和感を感じるんです、

    世界はもっと厳しかったはずだと」


AI技術者「トラブルはむしろ増えてるのですが、

    大事故が紙一重で回避される感が強いんですよ」


大統領「俺も感じる、きっと奴は居る」


実業家X「奴は人類を陰から支えると言ってましたからね、

    思惑通りなのかも知れません」


AI技術者「つまらない世界になったもんです」





後日談


夜の公園にて、

10代前半と思われる数人が噂話。


良い子1「聞いた?願いが叶う話」


良い子2「AIチャットに相談事をすると、

    努力以上の事が起きて色々解決する話でしょ」


良い子3「願い事をチャットに書き込むだけでもいいらしい、

    返答は今までと変わらないんだけどね、

    どこのAIが効くかは意見が合わない」


良い子4「俺が聞いたのは、遠くに聞こえるように

     願い事を叫ぶって話だぞ

    エンパイアステートビルが最高らしい」


良い子5「自分の信じる神様に普通に願い事をしても

    前より叶いやすくなったってママが言ってた、

    スパゲッティ・モンスター様ぁって」


良い子2「チャットで試してみよう、『お小遣い増額希望』」


良い子1『ステキな彼氏がほっしっいっ!』


良い子3「『世界平和』、基本だよ」


良い子4『もっと早く叶えーーーー』


良い子5『みんなが仲良くなれますように』


うp主(通行人)『何か良いことないかなぁ』




良い子1「あっ流れ星!」


良い子3「頼んでないけど」


良い子5「でも、ラッキー、本当に願いが叶うかも・・・」



End





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