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君に贈りたかった12の言葉  作者:
学校生活の始まり
6/22

再開は突然です(1)

はぁ~、やっぱり朝くん来なかったか〜。


今日は入学式から3日目、クラスごとのオリエーションが自由に決められる日。


私のクラスは、第3会議室での全体ボードゲーム!


「私達の班はババ抜きをやります!」


………


「上がり!」


ゆい早くね?まだ2巡目だよ?仕方ないじゃん、はじめから2枚だけになったんだしそういう歌は遅いんじゃないの?」


「5枚は普通です!」


「でもさ横の翠ちゃん看てみ?あと1枚だよ?」


「歌さん引いてもいいですか?」


「ごめんごめん!」


「…上がりました!」


「…」


「歌さん?」


「なんでそんなに早いのよ!」


「わからないわよ」


「まぁ運では?」


「言っとくけど私合わせて3人は抜けてるよ?」


「えっ?あと一人は誰?」


「一葵ちゃん」


「なんで私一人だけ残るんだ〜!」 


「まぁまぁ落ち着いて」


「でもあと2枚じゃん」


「そう、相手はあと1枚つまりラストなんだよ!」


「つまり残された道は?」


「敗北!(勝利!)」


「「えっ?」」


「いやいやいや、ここから勝つのは無理でしょ?」


「勝てるって、さぁこい!」


……その後も色んなゲームやったけど最下位は私 


「つまり私に残された道は?」


「敗北しかないじゃん」


「せめて「まだあるから諦めないでと言ってほしかったな〜」」


「まぁ無理だし」


…私がその後全体で一回も勝てなかった


「敗者の中の敗者」って称号が与えられて、結は8回勝ったから「勝者の中の勝者」って言われて、悲しいよ!



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