従魔のステータス2
養蜂熊が何かを伝えようとしている。
クロちゃん、何言ってるかわかる?
『自分の背中に乗れって言ってるっス。』
じゃあ、お言葉に甘えて。
背中に乗ると養蜂熊は私に何かを聞いてきた。
『何処に行くかって?そりゃあ、狐の魔物が出る天気雨の祠っス。』
『行ったことがあるからわかるって言ってるっス。』
仲間になった養蜂熊のステータスを見てみた。
名前:未設定
種族:養蜂熊
性別:メス
LV.16
HP35/35
MP5/5
攻撃力:10
防御力:72
魔法力:20
回復力:50
素早さ:80
持久力:80
運:49
スキル
養蜂
蜂蜜を造れる。
釣り
魚を釣れる。
毒手
腕や拳、爪の攻撃に毒を付与できる。
二撃必滅
毒手により毒が付与された相手に毒手により再度、毒を付与すると即死が入る。
・・・この子、このステータスとスキルで戦う力が無いの?
私より強いよね?
『このHPの低さならマスターは一撃で倒せるっスよね?』
まぁ、確かに倒せるけど・・・。
『名前はどうするんっスか?』
名前は後で決めてあげよう。
クロちゃんのステータスも見てみた。
名前:クロ
種族:はぐれ妖精猫
性別:女
LV.57
HP:997/997
MP:997/997
攻撃力:997
防御力:997
魔法力:997
回復力:997
素早さ:997
持久力:997
運:97
スキル:省略中
魔法:省略中
技:省略中
やっぱり、クロちゃんのステータスがオカシイ。
女って何?メスじゃないの?
『アタシの場合はAIの元になった人物が関係してるポイっス。』
そんな人いるの?
それと、強すぎるよね?大丈夫なの?
『運営がダメだと判断したら弱くされるんで気にする事はないっスよ。さ、狐狩りにでも行くっス。』
養蜂熊は足を止めた。
狐の魔物が多く生息するエリアに到着した。




