831/832
その頃のミライ4
本日2話目
「・・・何でここに居る?」
ミライは、いつもの調子では無く、ドスの聞いた低音で声を発した。
「そりゃ、自分のエリアから脱そ・・・」
白衣を着た幼女は、やべぇと言う表情をして手で口を覆い隠した。
「キャラクターチェンジ・・・プログラム実行、座標指定、NPC:ブラウン、テレポート実行。続けて149 149 136 243。」
「え?もう出番終わり?」
ミライは女神の姿に変わり女神の力を行使した。
すると、白衣を着た幼女のNPCは消え去った。
「皆様、ご迷惑をお掛けしました。今のは忘れて下さい。」
「そりゃ、無理じゃろ・・・。」
この場にいる全員がミトと同じ事を思った。




