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イベント2:見破れ!メタモルフォーゼズ14

犠牲って・・・

私は不安そうな表情をしてしまった。


「心配には及ばないでござるよ。」

「拙者か彼女・・・最悪は両方が倒されるだけだから。」

え?

「ギルマスの防御力が高すぎてナラ殿しか攻撃を通せない故、援護を2人で行う。」

「そう、例の技を決めてくれるだけで良いでござる。」


でもそれじゃ・・・。

「プレイヤー側が勝つにはそれしか無いでござる。」

「そう。プレイヤーが勝つとボーナスが貰えるし。」

ボーナス?

「イベント概要見てなかったでござるか?」

「今回PKプレイヤーを撃破される度にアイテムが運営から配られるって書いてあったよ。」

「倒される想定では無かったのでござろう。」

・・・解ります。あの5人を倒すのは無理だと思う。

「それとは別に撃破ボーナスも乗るし。」

撃破ボーナス?


「あ、これはイベント開始時に告知された仕様ね。レイドボス扱いで対峙した参加しているプレイヤー全員に報酬が入る。まぁ、ダメージ割合によって報酬が変わるけど。」

え?私聞いてないんだけど?

「初期設定だとイベント中に告知は入らない様になってるでござるからな・・・。」

って事は4人と敵対に入った私は・・・

「そうでござるよ。ナラ殿は4つのレイドに参加した扱いの筈でござる。」

え・・・。



「もうそろそろ、退社の時間だし、イベントの終了としよう。残業はしたく無いし!」

イルドさんが本音をぶちまけながら大剣を構えて走ってきた。


「行くでござるよ!」


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