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セントの塔45階層7
本日2話目です。
「契約者よ、何を考えておるのだ!?」
いや、だってさ、私HP1だよ?
知らない問題が来たらどの道終わりじゃん?
「我らが盾になれば良かろう?」
良くない。
私が皆を犠牲にするの嫌いなの知ってるでしょう?
「・・・そちらのが確実であろう?」
クヌチさんは引き下がらない。
そもそも、間違えた時のダメージを肩代わり出来るかどうか、なんて判らないよね?
「アオニヨシの言う通り、召喚した魔物のHPで肩代わり出来ますが、超過した場合は召喚主にダメージが行きますよ?」
この階層のボスが何故か、教えてくれた。




