表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
778/832

Emergency:The Tower44(1)


ナラが50階層に来る少し前




ミライは自身が運営する黒猫の定期便の記事を書く為に、プライベートで50階層を攻略していた。


ボスを倒し記事を書こうとすると彼女の元に連絡が入った。

「ん?運営用の回線?何だろう?」

「ミライ、休みの所、すまない。緊急事態だ。」

「・・・何があったの?」

「セントの塔44階層及び45階層で不審なプログラムを検知した上にこちらのコントロールが効かなくなった。」

「何だって!?」

「悪いが今からギルドに来てくれ。」

ミライは自身のプライベート用のアバターから女神のアバターに変更した。


「イル姉、直接行くよ。そっちのが速い。それより、巻き込まれたプレイヤーが居ないか確認して。場合によっては人質にされてるかも。」

40階層を越えられるプレイヤーだとしても相手がプログラムを改竄してきたら、ひとたまりもない。


「数分前の記録だが、1人いる。」

「まずいかも・・・、よし、アクセス権は取り返した。これで該当フロアに行けるよ。」

「了解、私も行こう。」

「イル姉、ワープホール開いたよ。行くよ!」

ミライが、ワープホールに飛び込んだ瞬間、横に別のワープホールが出現した。



「今のは・・・!?」

一瞬だが友人が連れ歩いている黒猫が見えた。

「(終わったら迎えに行くよ。ナラ。)」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ