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セントの塔41〜44階層8
あ、そうだスキルを発動する前に、輝くファンシーさんを戻さなきゃ。
ありがとう。
「RA〜。」
私はファンシーさんを石に戻した。
「スキル発動、超合成獣化!」
今、私ってどんな姿になってる?
『忍び装束を着た松ぼっくりのゆるキャラみたいな感じっス。』
可愛い感じかな?
『どちらかと言うとキモカワ系っスかね?』
クロちゃんとそんなやり取りをしていると、私の身体はファンタジーさんの目の前に移動した。
そして、手刀を浴びせた。
『む?やったか?』
クヌチさん、それダメな奴じゃない?
『いや、倒したっスよ。』
ファンタジーさんは消滅していた。
警告:(略
警告が表示されて私は元の姿に戻った。
あれ?左手の中に何かある?
左手を開くと牡丹の花の形をしたボタンがあった。
何これ?




