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イベント:クランクラウン26
「イズキ、シノはどうした?」
「この戦いはコストの都合で不参加。」
「そうか・・・。」
「・・・会えなくて残念?」
「それは、ノーコメントで。ところで、シノの技を使ってるけど・・・。」
「今回の為に習った。時間無くて、付け焼き刃。」
「だよな。シノに比べたら遅いし。」
いや、Samuraiさんも十分早いよ?
デカ君、SHINOBIさんに追われ過ぎて感覚おかしくなってない?
「コインショット!」
デカ君はコインを指で弾いてSamuraiさんに向けて放った。
「ミライがダメージ調整に使ってる固定ダメージ技だ。斬る!」
Samuraiさんはクナイを使ってコインを斬った。
「勘弁してくれよ、この技、ゲーム内の通貨を消費するんだからさ。・・・こっちは、更にお金使うから、やりたくなかったけど、勝つ為の必要経費だな。」
デカ君の周囲に紙束が出現し、紙束が外れて紙吹雪が舞った。
「・・・ナラ、ゴメン。私はここまで。間に合った?」
間に合ってる。後は魔法を使うだけ。
「良かった。」
「ビルショット!」
紙吹雪は勢いよくSamuraiに向かって行き彼女を切り刻んだ。




