イベント:クランクラウン19
同時刻、海エリア
「ミライ達とは離れたみたいだね。」
「せやな。・・・気付いとるか?」
「うん、3人いるね。」
「隠れてないで出てきい。」
メディーがそう叫ぶと砂の中から男性プレイヤーが出てきた。
「よし、シノは居ないな。メリー、マリー!」
男性プレイヤーがそう言うと砂からそっくりな2人の女性プレイヤーが出てきた。
「鈍感系が相手か。ネームド、自前の剣より、弱いけど、これ使い。」
「ありがとう。デバフの剣だよね?」
「せや、当てれば当てる程、敵が弱くなっていくんや。」
ネームドは剣の効果を確認して女性プレイヤー達を攻撃した。
「よし、まず2人。」
「っく、ステータスが低下してる・・・。」
「それに状態異常も・・・。」
女性プレイヤー達は倒れた。
「そのまま、鈍感君も斬りや。」
「言われなくても。」
ネームドは男性プレイヤーに剣撃を浴びせた。
「よし、ステータスは大分下がった筈や!行ったれ!」
「え?」
男性プレイヤーはネームドの速さを超える速度で動き彼女を一撃で倒した。
「何が起きたんや!?」
「あー、俺の固有スキルは・・・。」
「そう言う事か・・・ウチもここまでやな。」
ネームドに続き、メディも倒された。




