イベント:クランクラウン14
運営から発表されたイベント概要は以下の通り。
プレイヤー毎にコストが儲けられており、クラン同士で戦う際に総コストの低い方に合わせる。
コスト内であれば何人でも出て良い。
予選5戦とトーナメント方式の本戦がある。
「うちらのコストはどうなっとるんや?」
「ナラとアタシ以外は512。これはこのゲームに存在するプレイヤーのコストとしては最大。」
「それって、大分マズイよね?」
「うん、マズイよ。このままだと相手のクランの総コストが512未満だとナラしか戦えない。」
このイベントを考えたAIは確実に・・・。
「こちらのみを狙い撃ちでござるな。」
だよね・・・。
「ナラは幾つですの?」
「コスト16。一般的な駆け出しプレイヤーと同じ。」
私、初心者なんだけど・・・。
「キマイラ、ステータス、最強の初心者、養殖だと思ったら天然。」
ミライ、それ何?
「ナラの異名。」
キマイラは固有スキル、ステータスは技や魔法、最強の初心者は・・・。それと最後の何!?
「初めてから数日で私に勝利してますわよね?」
「まぁ、私達と一緒にいたから養殖に見えたんだろうね。」
養殖プレイヤー?
「このゲームの養殖の意味は、初心者がレベル上げする時に他の上位プレイヤーが協力して育てる事や。まあ、ナラはそんなんやないんやけど。そんで、ミライ、自分は幾つなんや?」
そうだ、ミライのコストは512以上だよね?
「幾つかは教えたくない。アタシは例外って事だけは言っておく。だから実質このイベントに出れない。」
そんな・・・。
「このままだと確実に不利。ミライ、私達に縛りを課したのに理由あるよね。」
「イズキ、正解。皆で弱くなる。そうすればコストを下げられる筈。」
そうなの?
「多分・・・。」
大丈夫かな・・・?「」




