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その頃の皆


ナラが30階層で巨大サメと戦っていた頃、ミライ達はメディの店に集まっていた。


「30階層はあのアイテムか。」

「ナラは使うかな?」

「多分使わないよ。」


「オッホホホホ!ご機嫌よ。単刀直入に聞きますわね。」

扉が開き高笑いが聞こえた。


「はい、撤収、解散。」

「帰れ。」

「・・・斬っていい?」

「ダメでござるよ。一応プレイヤー(小声で)。」

「みんな落ち着いて。」

ネームドが皆を制した。

「それで、レイカはわざわざ、ここへ何をしに来たの?」



「そうですわね。世界の中心の塔について教えて欲しくて来たのですわ。」


「運営に聞けば?」

「ミライ、幾らなんでも、冷たすぎるよ。多分、エンドコンテンツ。」

「ウチらは今の状態だとソロで49階が限界や。」

「オチを知ってしまったでござる・・・。」

バグで100階層に行ってしまったSHINOBIは、そこに存在した石碑を読んでいた。


「オチ?それは何ですの?」

「それは・・・。」

「いいぞ、言っちまえ!」

「シノ、それ以上はダメ。ミライ、煽らない。」

珍しくSamuraiが声を荒げて言った。


「もう一つ、その塔にはワタクシの知らない魔法はありますの?」

『自分の目で確かめて下さい。』

この場にいる全員に女神様の声が聞こえた。

「え?何やこれ?」

「ゲームのネタバレ以外を答えてくれるAI。新しく導入したらしい。(さっき調整した。)」



「解りましたわ。行ってきて自分の目で確かめてきますわ!」


レイカは店を出た。


「ウチらも本腰入れるか?」

「そうだね。」

皆も立ち上がりセントの塔へと向かった。

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