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装備強化1
「メディいる?」
「帰れ!」
メディさんはミライが扉を開けると露骨にイヤな顔をした。
「居るじゃん。」
「うちが、ログインしてここに居るの解ってやっとるよな?自分?」
メディさんは笑顔だが、言葉から怒っているのがわかる。
「そんで、何しに来たんや?」
「ナラの防具を強化して欲しくてきた。」
「ミライ、ちょっとコッチに来いや。」
メディさんが奥の部屋の方へミライを手招きする。
「あんな、アレ、自分が創り出したんやろ?とんでもギミックあるんちゃうか?」
「よく判ったね。」
「・・・何や?何、やらかした?」
「合成せると素材に使った装備への見た目変更と装備の能力を引き継げる。後、無制限に合成できる。」
「・・・よし、運営に通報されるのが良えか、自分で運営に自首しに行くか選びや。」
「何でさ!」
「普通は装備合成する際は、元に出来るのは一度きりやで?それにオシャレ捨てて装備構築するのがこのゲームや。」
「知ってるよ?通称キメラでしょ?」
「はぁ・・・ナラには正直者シリーズが例外である事は説明するからさ。」
「はぁ・・・了解。」
2人は話し終えたようで私の方へ戻ってきた。




