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セントの塔25階層15
『早く火を消すっス!』
どうしたの慌てて?
『急がないと爆発するっス。』
え?どういう事?
「全く世話の焼ける・・・。」
クヌチさんが魔法で水を出し、火を消してくれた。
「契約者よ。黒猫から次が何か聞いた故、我は戦わぬ。暫し休む。」
そう言ってクヌチさんは石へと戻っていった。
視界が急激に悪くなった。
成程、確かに火を使うと爆発するね。
『どうやって、12階層攻略したんっスか?悪いっスけど、御主人だけじゃ無理っスよね?』
あの時はメディさんが風を起こして花粉を飛ばしてたっけ。
『御主人の判断は正解っスね。ファンシーさんとクリンの合成獣なら突破できるっス。ただし、直ぐに13階層の魔物が出現するから対策しないといけないっス。』
どうしたら良い?
『サムライに刀シールド、シノビに透明化を使用させて待機させておくっス。』
わかった。
サムライとシノビを召喚して其々に技を発動させて待機させた。
「合成獣化!」
クリンちゃんとファンシーさんの召喚石を使い合成獣化を使用した。




